エトランゼ

ここはマジックが趣味であるKoudaiによる動画配信&レビューのブログです。

Phantom Coins Assembly

2007年12月31日 | マジック
おはようございます、ブロッコリーです。
今年度、最後の動画を作ってしまいました。。。
(別に悪いことじゃないですよね?w)

Phantom Coins Assembly
http://www.youtube.com/watch?v=spGKwxSEVAU

さて、コインアセンブリーという現象は、とても魅力的です。
そして以前から、レギュラー4枚で行える手順を考えてきました。
その理由は、4枚のコインがあれば気軽に出来るだろうというマニア根性です。

今回は、オープニングとエンディングをつけたので、即席からは少し離れましたが、
それでもラッピングなどは使わず、スタンディングで演じられるようにはなっています。

お楽しみいただければ、幸いです。

ソフトコイン制作。

2007年12月30日 | マジック
ブロッコリーです。
なにかと忙しい年末、いかがお過ごしでしょうか。

彼女からクリスマスプレゼントにバーバーのソフトコインを貰って以来、
すべすべしたソフトコインの感触が気に入っています。
・・・となると、他の絵柄も欲しくなってしまうのが、マジシャンの心。
(一部のマジシャンの趣味嗜好です。)

さて、手元にあったのは、傷の多くなったケネディ(1964)。
早速、新宿に行った帰りに、ハンズで砥石と紙ヤスリ、コンパウンドを購入。

砥石は荒研ぎと仕上げの2枚がセットになっているタイプ。
紙ヤスリは、180,320,600,2000と数字を徐々に上げて購入。
コンパウンドは銀器磨き用のチューブタイプを仕入れました。

さて、荒い紙ヤスリや砥石で削って行くと、なかなか面白いです。
面白いようにケネディーの顔が消えていきます。
裏面もかなり落として、厚みは2/3くらいになったと思います。
写真の左側がレギュラー。右側がソフト仕上げの完了したコインです。

なかなかモルガンワンダラー加工などまでは手が出ないですが、
削る作業は面白いので、ハマってしまいそうです。

それでは失礼致します。

聖なる夜は・・・

2007年12月26日 | マジック
メリークリスマス!ブロッコリーです。

過ぎ去って行く日々は、ただ見ているだけでは喜びにはなりません。
自分が心から行動して、初めて実感になるのだと、そう理解した1年でした。

もう、締めくくっていますが、幸せな時間を過ごせました。ちょっと報告。

---12/24---

・12時に待ち合わせをして、お昼ご飯を食べる。オムライス美味しかったなぁ。

・満腹になり、2人で一緒の美容院に行く。すっきり!爽快!
珍しいデートスポット?楽しけりゃいーじゃん♪

・夜、スペイン料理を食べる。イベリコ豚の生ハム!パエリア!絶品!

・パステルブルーの時計をプレゼントする。ブランドはひみつ♪

・私はソフトコイン*を4枚貰う。なんて良い彼女だ・・・!

(*古く年月をかけて綺麗に摩耗した貴重な銀貨。
これを使わないと出来ないコインマジックがある。)

・お互い家に帰る。

---12/25---

・午前にライム風味のチーズケーキを焼く。
午後に会い、一緒に食べている時、自分の方がむしゃむしゃ食べている事に気がつく。

・同じく午前に、シフォンケーキを焼く。
駅までの通り道である職場に登場し、渡して5秒で去る。お歳暮感覚。

・失敗も含め、朝の10時からケーキを3つ焼いた。職人ですか、私は。

・午後、彼女と一緒に酢豚弁当を買って持ち込んでみる。どこに?どこでしょうねー。

・お互い家に帰る。

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書いてみると、なんか食べてばかりである。

悔い&辛抱・・・いえいえ、食いしん坊万歳!!

さーって、明日から運動しよーっと。

それでは失礼致します。

上海旅行記(4)

2007年12月20日 | マジック
こんばんは、ブロッコリーです。
先日まで2泊3日の上海旅行に行っておりました。
なんとなく日記なるものを綴ってみようと思います。

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初日(3)
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 大通りを抜けると、アトラクション的な地下鉄がある。川の下を通って向こう岸に行くのだ。2人分の往復で90元(約1800円)くらいかかったと思う。これがまさに「ザ・うさんくさい」であった。改めて、東京ディズニーランドの完成度の高さを感じた。宇宙に入って行くように電飾が組まれており、15人乗りのゴンドラに乗って行く。他には現地人らしき1組しかいなかった。降りてエスカレーターで地上まで出る。川の辺りは人が多かった。トンネルのオレンジ色のような光に包まれて、修学旅行のような日本人もいたし、盛り上がっている韓国人もいた。この時、異国の地にやって来たと実感した。

 写真も程々に撮り、また同じ地下鉄に乗って反対側に戻る。通勤には絶対に使いたくない乗り物だと思った。そこから、本当の市民が通勤に使っている地下鉄に乗り、2駅ほど進んだ。駅で思った事は、薄暗いと言う事である。電気を最低限にしているのか、猿の惑星に出てきたような核爆発後の地球を連想させる。駅に着くと目的のマッサージ店に向かう。中国式マッサージではなく、本格的なアロマ全身マッサージ1時間コースである。250元(約5000円)でセレブな生活を体験しようという試みだ。道を間違えたり、うろうろしながら、9時頃に目的地を発見した。

 マッサージ店に入ると丁重に出迎えられる。今まで見てきた上海の街とは違う、高級店であると直ぐに分かる。カップルが一緒に並んで受けられるとの事で来たのだが、どうやらダブルベットは空いていなかったようである。仕方なく、近くの別の個室に案内される。1枚の短パンを渡され「チェンジ」と言われた。着替えろと言う事らしい。早速、うつぶせに寝かされ、マッサージが始まった。まず、背中からオイルがまぶされ、やんわりとほぐれていく。次に、短パンをお尻半分まで出され、恥辱的な格好になる。背中からゆっくりと腰にむかい、また徐々に背中に向かう。おしりにくるのかどうか分からない行ったり来たりが何とも言えない。足のマッサージになり、「私の足は固いでしょ?」と言いたかった。しかし、うっかり「ハード」という単語を口にしてしまった。「ハード?」と言われ、もも/足のマッサージは過激になった。しかし、これは気持ちがよかった。全身がすっきりして、あっというまの一時間だった。

 出てくると、彼女もちょうと出てくる所だった。全体的に優しいマッサージだったので、私には物足りなかったのではないかと、心配してくれたのだという。嬉しい。私はすっきりの一時間を過ごせたと伝えた。さて、夜は10時を回っていた。駅の近くに戻り、タクシーを捕まえた。ホテルの名詞を見せ、11時には戻る事ができた。部屋に入り、一日で行った出来事とは思えないほど充実していたと感想を述べ合った。海外に来ると、日本を客観的な目で見る事になる。私達が住んでいる町の美しさや便利さを実感せざると得なかった。

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続く
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Hanging Coins

2007年12月14日 | マジック
こんにちは、ブロッコリーです。
今日は年賀状を作るつもりが、動画作成にあててしまいました。

今回はコインマジックの動画をお届けします。
ハンギングコインというマジックで、デイビットロスという名人が開発したマジックです。
ほとんど原案に近いのですが、少し不思議に見える工夫をしています。
それが改悪になってないと良いのですが。。。感想など頂けたら幸いです。

http://hp.kutikomi.net/buroko/?n=page5
("Hanging Coinds"の名前でUPしています。)

ホームページを開設して、もうすぐ2年が経とうとしています。
それまでマジックの動画をいくつも作り続けてきました。
中には、作品とは呼びがたい、見るに耐えないものも、かなりあったと思います。
しかし、”ぼんやりと”でいいから、止めることなく続けるのは、大事だと感じています。

それでは失礼いたします。

Travellers

2007年12月14日 | マジック
こんにちは、ブロッコリーです。
いよいよ年越しが近づいてまいりました。
部屋の片付けも終わり、準備万端です。

さて、本日はカードマジックの動画をお届けします。
トラベラーズというマジックで、いろいろなバージョンを探求中です。
今回もその一つで、変則的に見えるかもしれません。

http://hp.kutikomi.net/buroko/?n=page5
("Travellers"の名前でUPしています。)

外国に出てみて分かったことですが、私は外国向きなようです。
広い世界では、異文化が当たり前なので、拒絶ということが余りありません。
しかし、日本ではどうしても狭い世界なので、”みんなで仲良く”と言うのが根底にあります。
それが時々、私には住みにくいと感じることがあります。
今の会社は外資系なので、大変に心地よい環境です。

それでは失礼いたします。

上海旅行記(3)

2007年12月13日 | マジック
上海旅行記(3)

こんばんは、ブロッコリーです。
先日まで2泊3日の上海旅行に行っておりました。
なんとなく日記なるものを綴ってみようと思います。

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初日(2)
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 ホテルに到着し、一休みすると、早速自由行動開始だ。今回の上海旅行はガイドが観光地を案内してくれるわけではないので、基本的に自分たちで行動しなくてはいけない。お腹がすき始めていたので、目星をつけていた料理店に向かう事にした。上海の交通手段は三つある。地下鉄、バス、タクシーだ。日本とあまり変わらないかもしれないが、実はタクシーがとても安い。なんと、初乗りが11元なのである!!・・・あ、ちなみに、一元は20円以下と考えて貰えると良い。かけ算すると、200円以下である。中国の人件費の安さが伺える。

 行き先は漢字で紙に書いて示した。有名なレストランだったので、直ぐに分かったようだ。30分くらい走り、目的地に到着した。合計で30元(600円)くらいだった。うーん、安くて便利だ。さて、席に着き、注文をするのだが、困った。店員が私達を日本人と甘く見たのか、押し売りのように薦めてくる。ひっきりなしに「No!」と言うはめになった。結局、上海蟹と春巻き、小エビの唐揚げ、焼きそばを注文した。何かをつぶやき、店員は去って行った。他の店員も笑っていたので、おそらく「ドケチ」などと言ったのだろう。

 まず、小エビがやってきた。殻がぱりぱりに揚げてあり、中身は半熟で文句なしにうまい。味付けがしてあり、甘めである。次に春巻きだ。皮のきめが細かく、具もシンプルなのが美味しい。後で聞くと、彼女は元々、春巻きがあまり好きではなかったそうだが、これは気に入ったとのことだった。さて、皿に一匹の上海蟹がやってきた。大きさは拳くらいである。そして、ペンチのような器具が横にひとつ。うーん、食べ方が分からない。皆さんが上海蟹を食べるなら忠告するが、これはかなり玄人な食べ物である。つまり、この拳ほどの蟹から、美味しい部分を自分で引き出さなければならないのだ。小龍包などに加工された方が美味しいと思う。その話はまた後日。

 食事を終えると、歩いて有名な大通りへ向かう。自然、スリに注意するアンテナがたつ。今回の私の役目はセキュリティ担当である。彼女はプラン立てが中心だ。大通りには、様々な建物が並んでる。マクドナルドにデパートらしき建物、スターバックスまであった。また「成人用品」・・・アダルトショップまであったのには、驚きだった。わかりやすいねとお互いに言いながら、過ぎ去って行った。街のネオンは原色ばかりなので、オレンジや赤、青といった色がとてもうさんくさい。まるで、そこら中がラブホテルみたいである。ただ、風の噂に寄れば、中国はラブホテルという習慣はないらしい。みんなどこでするのかなぁ・・・そんないらない疑問を抱えたまま、夜の街に繰り出して行った。

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続く
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上海旅行記(2)

2007年12月12日 | マジック
上海旅行記(2)

こんばんは、ブロッコリーです。
先日まで2泊3日の上海旅行に行っておりました。
なんとなく日記なるものを綴ってみようと思います。

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初日(1)
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 朝を迎えた。2人とも同時に起き「そろそろ起きないとかな」と言い、時計を見るとまだ夜中の3時であった。なんとも気の早い2人である。5時になり、2度目の目覚めを迎え、シャワーを浴びて、空港へ向かった。このホテルに来る時は、最寄り駅から、タクシーを使った。この時のタクシー運転手、いまでも忘れない。「どこか海外へ?」と聞かれ、「中国です」と答えると、「上海の生まれだろう?」と行き先を当てられながら、中国人にされた。その運転手によると、私は上海っぽい顔をしているらしい。不思議だ。またその運転手「俺の親友はこんな寒い時に自殺しちゃってなぁ。」とラジオでの演歌をバックに話をし始めた。強者だと感じた。

 空港に到着すると、出国審査が待っている。私はいつも何もやましいことがないのに、あのゲートを通る瞬間は緊張する。今でも、何か商品を購入した後、デパートの万引き防止装置のゲートを通る時は緊張するのだ。あいにく今回は何も引っかからなかった。ジャンボコインの説明を求められたりした時の回答を用意してあったのに、残念だ。搭乗口までスムースに手続きを終えると、いよいよ出発への実感が湧いてきた。
(※ジャンボコインとは、マジシャンがよくコインマジックのオチに使う直径7.5センチのドデカコイン。ちなみに、ワンダラーなどの大きめのコインでも直径4センチ。)

 飛行機に乗り込むと、少々狭いと感じた。ジャンボジェットよりも小さい飛行機である。ジャンボコインよりもワンダラーに近いサイズである。羽もすすけており、ずいぶん年季の入っていた。私は飛行機が飛び立つ瞬間は大好きだ。ゆっくりと滑走路に入って行き、一気にスピードが上がる。このアクセルを踏ませて欲しいねと、彼女と思い合った。あいにくだが、飛行機は無事に離陸し、無事に着陸した。搭乗口からおりると、曇りで灰色の世界が広がった。

 上海の第一感は「薄暗く、すすけている」であった。上海と言うと、新しい都市で明るく綺麗と言う思い込みがあったが、実際はそうではない。テレビで見る北朝鮮の報道番組に感覚が近かった。入国手続きが終わると、中国人のガイドが待っていた。てっきり、日本人と思っていたので、不安を感じた。ツアーに参加していたのは20人くらいだった。さて、ガイドが「トイレに行きたい人はどうぞ」と言った。彼女とトイレに行き、帰ってくると、皆が居なかった。いきなりトラブル発生である。

 JTBの問い合わせ窓口で聞いていると、ガイドが帰ってきた。バスに案内していたらしい。トイレに行けと言っておいて、点呼も取らずに消えるのは、なんともいい加減だと感じた。バスに乗り、空港から市内近くのホテルへ向かった。途中、高速道路のような道を通ったが、道がすすけているので、車線が見えない。まぁ、そんなもんかと思うばかりである。ホテルに着き、チェックインを済ませ、やっと落ち着いた。ガイドブックによると、四つ星の良い所だというので、安心した。もちろん、冷蔵庫に牛乳が入っていないか、確認したのは言うまでもない。(※上海旅行記(1)参照)

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続く
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上海旅行記(1)

2007年12月11日 | マジック
上海旅行記(1)

こんばんは、ブロッコリーです。
先日まで2泊3日の上海旅行に行っておりました。
なんとなく日記なるものを綴ってみようと思います。

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前準備
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上海旅行ペアチケットに当選した!!

 親父に感謝である。日々、青山の紳士服でスーツをたんまり買っていたからだ。「いる?」と言われ「行こうかな。」と私は答えた。彼女と行くつもりだったが、他人に譲渡できるかは不安であった。JTBに問い合わせると、難なく「可能」と言う回答であった。「友達と行けないなら、俺と行くか」と親父は言ったが、心の中でひっそりと”それだけは勘弁下さいな。。。申し訳ないが。。。”とつぶやいた。

 さて、今度はパスポートが必要だ。自宅から30分くらいの本籍近くの役所で、戸籍謄本を手に入れた。この前、海外に行った親友は、埼玉に住み、佐渡が本籍だと言っていた事を思い出した。ぞっとした。また、発行に1万円も必要だったので、国はぼろ儲け商売をいっぱい持っているなと思った。

 準備が整うと、今度は上海についての情報集めだ。まず、本屋に行き、中国語入門書と分厚い単語帳を買ってきて、開いてみたりした。ただし、開いたからと言って、覚えると言うのは話が別だ。ふーん、こんなもんかと思いながら、机の上に置いてほこりをためる事とあいなった。出発日が近くなると、今度は「地球の歩き方」を購入した。これは大変に面白い本である。現在の上海事情が詳しく書いてある。「上海蟹はホルモン剤を投与している養殖蟹が増え、注意した方が良い。リングを付けて本物と区別しているが、最近では、このリングにも偽物が出回っている。」・・・なんとも救いの無いガイドブックである。

 空港は成田空港だった。9時出発の飛行機に乗る為、集合は7時だった。あまりにも不可能な時間の為、成田近くのホテルに前泊しようということになった。さて、前日になり、彼女と目的のホテルに着き、チェックインをすると、冷蔵庫の中に飲みかけの牛乳が入っていた。ワインでもなく、ビールでもなく、純白の牛乳である。奇妙だ。深読み名人としては、とても気になるミステリーである。フロントに問い合わせると、電話口でしきりに「展示します、展示します」と叫んでいる。一体このミステリーの多い牛乳を展示して何が面白いのか。このフロント、相当な強者だと感じた。「展示しますから、少々お待ち下さい。」と言い、電話を切った。本当に展示してしまうのだろうかと思い、2人で首をかしげていると、「この度は申し訳ありませんでした。代わりの鍵をお持ちしました。隣の部屋になります。」と言った。どうやら、”チェンジ”と言いたかったらしい。強者でなくて、少々残念だと感じた。

 翌朝、5時に起床し、怒濤の上海旅行の一日目が始まる事になる。

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続く。
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