まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■個人消費

2005年01月18日 | 日毎の些事
昨年から 日本の景気は回復基調にある…、という台詞をニュースなどで耳にします。 大臣や日銀総裁が言うんですから、経済のいろんな数字上はそうなのでしょう。 まっ、それはそうとして私がカチンとくるのは、TVなどで財界の方々が ”今年を語る” みたいなコメントで、個人消費が伸び悩みが懸念される…、と話していらっしゃること。 私には 皆さんもっとお買物をして頂戴! と言っているように聞こえてなりません。

おおかたの一般庶民は、生活に必要なものには出費しています、たまには外食もします、嗜好品も買います、レジャーを楽しむこともあります、衝動買いしちゃうこともあります…。 それでも尚、個人消費が伸び悩んでいる、というのなら、それは買いたいと思う物以外のいらぬ物が売れ残っていることに他ならないのではないでしょうか。 消費者はこれ以上何を買えばいいんですか? 今はバブルの頃とは違うんです、 無駄遣い (語弊があるかな??) 取り立てて必要のない物への出費 は慎もうと誰しもが考えているはずです。

自動車や家電品はそんなにしょっちゅう買い換えなくたっていいではありませんか。 今の時期は冬物クリアランス・セールの真っ只中。 どう考えたって一億人ちょっとの国民が着つくせない程の衣料品の数、そんなに大量に生産してお店に並べる必要があるのでしょうか?

などと考えていくと、日本に現在あるメーカーと販売店が半減したって構わないんじゃないの??? ということになります。 物であふれかえっている街がすっきりしていいかも…。

日本は経済大国だ、なんていう驕りは捨てましょうよ。 大量生産、大量消費の時代はもう終わったのですから、雇用を守る為に無くても構わないものを作り続けるのは止め、日本国民、総失業覚悟くらいの荒療治をしてスリムにならないと、この国の未来は無いように思えてならないんですが、これはやはり自殺行為なのでしょうか。



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