ゼロよりも少ない始まり

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実写版るろ剣

2012-09-12 23:36:09 | Comic・Game・Movie…
気付いたら1週間以上経ってしまったので、ゆきやに送ったメールを改編して日記にします、な実写るろ剣の感想。
途中まではネタバレなし。


1日、映画の日。
ぼうっとしてたら行きそびれるかもしれんと思い行きました!
期待してなかったから安いにこしたことなかったし(笑)
思い付きでもお一人様なら案外いい席が空いてたりするからイイわ。


個人的にはアニメより断然いいです。

…っても、私アニメ数話で観るのやめたので参考にならないかもしれませんが(笑)
あれはねぇ、先に出ていたCDブックのキャストで完全に脳内作られてたからね。
その状態で何十回も、箇所によっては何百回も読んでるでしょ?(中学生だからね)
もう違うキャストとか受け入れられないわけですよ。
かろうじて弥彦は良かったんだけど…まぁ一番好きな人が変わっちゃね…(主人公ですよ、念のため)。
今では当たり前だけどアニメ内容にまったく合わないタイアップ主題歌もあり得ないと思ったしね(曲に罪はないよ)。
そんなこんなで、マンガもシシオ編(漢字に自信が持てなくてカタカナ)辺りでファンやめちゃった。
代わりに夢中になるものも同次元で(笑)見つけちゃったしね。

話逸れましたが、幸か不幸か、物凄く好きだった時から時間は経ってるし一度冷めたからか、マンガ原作映画にありがちなムキィ!という感情はまったくなかったんですよ。
逆にどうするんだろう?と興味しんしん。
まぁ、好感持ってる役者多かったし。
剣心が佐藤健って聞いた時、あぁいいじゃん、オフ時しか想像できないけど「おろ?」って超自然に言えそう、と思ったもんです。
実際観た感想としても、とても良かったと思うよ!
思ってたほど「おろ?」は自然じゃなかったけど(変なとこに自信持ちすぎた←つまり普通でしたw)。
話進んだ先はどうか知らないけど、初期の剣心だなって感じで。
私が好きになった頃の剣心を思い出させてくれたわー。
穏やかなんだけど妙に諦めがよくて、執着しない、人好きするけどなんか距離感がある、なんか笑顔がさみしい時もあったりして、ふっと消えそうな感じ。
上手く演じられてたなぁ~。
まったく想像できてなかったオン時もよかったよ。
オフのはまり具合に比べたらもっと目指せたかもだけど、オンオフの切り替えはオッケーでしょう!
私は好き( ´ ▽ ` )


主人公含め、いい役者さん沢山使ったなーという感想。
そして話上手くまとめたな、と。

武井咲ちゃんかわいすぎなくて良かった。
元から私は彼女好感度高めなんだけど、声かわいいからねー。
どうなんだろと思ってたら、結構泥くさくて(笑)、強がって可愛くない部分と、ヒロインらしい女の子を感じる部分と、そこそこバランスよかったんじゃないかなーと。
まぁ、私薫好きだからね。
元から薫嫌いな人多いんでしょ?どうせ(笑)
私は好きなキャラが主人公な場合ヒロイン結構好きなこと多いからなぁ。
不器用だったり強気だったり、自分の非力を嘆くけどその中でも出来ることないか必死だったり、主人公の前で泣いたりするけど凛と前を向いているタイプが特に好き。
逆に変に陰があったり、女丸出しなタイプが苦手…。
まぁそゆタイプがヒロインの場合は総じて主人公も好みじゃないが(笑)
恵は芯があるからか嫌いじゃないけど。
やっぱりビジュアルイメージは合わないけど蒼井優ちゃんは演技力でカバー!だったな。
他にいたんじゃないかとは思うが、あれはあれでいいんじゃないかと。
髪型変だったけど(笑)
弥彦と佐之は普通によかった。
まぁ、色んな人出しすぎて絆が生まれるまで至ってるように見えなかったんだけど…、そこは頭の中でカバーだね(笑)


脚本、欲張りすぎな感が少しするくらいだったから、きっと原作ファンなんだろう(笑)
色んな側面から剣心を描いて、色んな人から見える剣心像を観てほしかったんだろうな、という気概を感じたので、詰め込み感もいとおしく感じちゃいましたw


あとは…敵役(相反する、も含む)の人たちが上手くてそれがスゴかったよな~。
元のキャラに似てる似てないとかどうでもよくて、それよりも気持ち悪さとか意思の強さとかこだわりとかが上手く演じられてた気がする。
それぞれ敵役の価値観、事情、譲れないもの、優先順位の違いがパッキリ分かれてたから、この敵キャラの選択は正しいかな、と思いました。
ええ?恵の話まで踏み込んでるのに観柳いて蒼紫は?という人もいるだろうけど、あれ以上スター選手はいらない(笑)
や、蒼紫好きよ?
大まかな分類すると斉藤さんとも刃衛とも被っちゃうでしょう、立場が違うだけで役割が。
映画は蒼紫の分刃衛にちょっと上乗せしたような感じだったね。
刃衛ってもっと気持ち悪くて頭おかしい出方してたもんね、原作。
刃衛の最期を見て、やっとそういう人だったのか、と思った感じ。
だから原作のままの刃衛ではない。
そんなわけで、香川さんがものくそ気持ち悪く観柳を演じてるのが堪らんかったですな!
あれぞ悪役(笑)
敵にも事情やら美学がありまして…てのも大好きだけどさ、ああいう悪役が滅びないとスッキリはしないじゃない(笑)



予告編見てたら察しがつくレベルのネタバレ↓↓↓


ラストに刃衞もってくるなんて意外だったけど大正解。
剣心×薫好き的にはあそこはいい見せ場だよね!
漫画のコマ的には薫が自力で術解いて叫ぶトコ、もっと声大きいかと思ったけど、普通に考えたら呼吸出来てなかった人があれだけ出せてたら凄い(笑)
あの剣心が殺さずの誓いを覆して元に戻っちゃう!っていう危機感の中で自力で術を解くってのが私のなかで薫が高ポイント叩き出す理由なんだな。
守られてるだけなんてダメダメ。
主人公のキレるポイントなだけでもダメダメ。
刃衛の「解きやがった…」っていうセリフもいい。

刃衞のラストだけはも一回観たいとちょっと思っちゃった。
よかったわー。
刃衛の最期の台詞はいつまでも剣心にのしかかるテーマだもんね。


しかし…、薫も恵も殴られたり張り飛ばされたり後ろ手くくられたまま階段転げたり、痣は確実に出来てそうな現場だな…。
女優さんたちも大変だっ。


最後に。
斉藤洋介さんの署長さんが漫画から出てきたみたいで、ワタリ@デスノート レベルで感動しました(笑)
ホンモノだった…。


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