8.恋する気持ち 2 2006年03月06日 | 物語 スズメの鳴き声が聞こえて来て、目が覚めた。周りを見渡すと、自分の家ではなさそうだった。手を伸ばして欠伸をしていると、布団の中からナナコが寝返りをうっていた。ナナコは、上半身下着姿でいた。私の方も上半身裸だという事が今になって分かった。 私は驚いてトイレに向かった。鏡を見るとひどい顔をしていた。昨日の記憶がまったくない。あれから、どうしたんだろう。 トイレの鏡に向かって考えていると、三人で居酒 . . . 本文を読む