黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロンぱふ@マドモアゼルマカロン

2013-05-18 | スイーツ




 晶さんからのいただきもの♪
 コーヒーみるく、抹茶、いちごみるく、しろ(バニラ)の4種。
 しっとりとしたスポンジ生地に、それぞれの風味のクリーム(というか白あん?)が挟まれています。
 名前はマカロンとついていますが、マカロン風に可愛いミニサンドケーキ…くらいの意味合い?
 ちょっと和風。

 マドモアゼルマカロン:東京

『現代歌枕 歌が生まれる場所』梅内美華子(NHK出版)

2013-05-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
コンビニや、新幹線、スカイツリー……時代の変化と共に変化してゆく生活のあり方と歌枕。
それらを詠みこんだ短歌作品を紹介する一冊。

『NHK短歌』のテキストに連載されていたものをまとめられたものだとか。
変化する距離感などが面白く、とても興味深く読めました。

<13/5/16,17>

『人形姫』恋月姫/片岡佐吉(小学館)

2013-05-13 | 読了本(小説、エッセイ等)
人形作家・恋月姫の関節球体人形の処女写真集。

買い忘れてた気がしたので、いまさら買ったり(笑)。こうして見ると最初の方は顔が違うな~。ちょっと可淡さんぽいというか吉田さんぽい顔(というか目?)かも。
解説は荒俣さんで、リラダンの『未来のイブ』を絡めつつ、書かれています。

<13/5/13>

土佐マカロン@マンジェ・ササ

2013-05-11 | スイーツ
 生姜、四万十紅茶、青のり、トマト、土佐柚子の5種。
 高知の名産をマカロンに、というセット。
 ざっくりとしたやや大きめなマカロン生地に、それぞれの風味のクリームが挟まれています(生姜はマカロン生地はチョコかな。トマトはドライトマトも入ってる?)。
 青のりとか、味がユニーク(笑)。



 パッケージが可愛いですv

 マンジェ・ササ:高知 ※KITTE@東京で購入。



『甚を去る 御算用日記』六道慧(光文社)

2013-05-11 | 読了本(小説、エッセイ等)
文化八年八月。総菜屋おかめを営む世津が突然姿を消した。
心配する生田数之進たちだったが、その後、世津の長屋に浪人・荒木房次郎と娘のおひさが現れ、世津は荒木の女房だと言い放つ。
そんな中、柳生五人衆の杉崎春馬が何者かに襲われて瀕死に。どうやら柳生五人衆の他の人間も襲われているらしい。春馬に思いを寄せる三紗は、寝食を忘れて懸命の看護にあたる。
一方、今回潜入することになったのは近江国丸池藩。女道楽に耽る大殿の市橋長重の跡を継いだ藩主長昭は、自分の代になって三年で借財を返し、社倉米を二万石も積み上げたというのだが、病届けを出しており、姿を見せないという……

シリーズ第十二弾。世津さん失踪、春馬重体、おまけに潜入する藩も怪しい(いや怪しいから潜入するんですけど…)…と、やや盛り沢山過ぎな感じが。そろそろシリーズも終盤に近づいているからでしょうか?
今回のことで、数之進と世津の関係に進展がありそうな気配。

<13/5/10,11>

焼きドーナツ@ビアンポポロ

2013-05-09 | スイーツ
 チョコ、いちご、レモンの3種。
 チョコにはチョコがけ&ナッツ、いちごはいちごチョコがけ&フリーズドライの細かいいちご、レモンはレモンチョコがけ&ピール。
 しっとりとしていて、食べやすいです♪
 個人的には、レモンが懐かしいレモンケーキっぽくて好きかな。

 ビアンポポロ:新潟(三条) ※三条マルシェで購入。

『雁之食 葛原妙子歌集』葛原妙子(短歌新聞社)

2013-05-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
なにか幽けきゆめをみたりし あかつきにおとろへし藤の花揺れながら
人形はかたりかたりと首たふれ 唄へり淡きテレヴィのおもて
寺院シャルトルの薔薇窓をみて死にたきはこころ虔しきためにはあらず
黄金の杖もつ司教のみちびけるふはふはと白き少年の列
月の夜にわれゆき合へり薔薇に手を灼きて死にけるかのメフィスト……『薔薇窓』、
あやまちて切りしロザリオ転がりし玉のひとつひとつ皆薔薇
死神はてのひらに赤き球置きて人間と人間のあひを走れり
胡桃ほどの脳髄をともしまひるまわが白猫に瞑想ありき
少年はうつむきて流れき山川に茨の枝の暗渠あるところ
茨は青酸の結晶にあらざるか 雪やはらかに降りゐるいま……『原牛』、
にぶきもののおとどこかにあらざりか春夜とてつもなきものおとの
美しき把手ひとつつけよ扉にしづか夜死者のため生者のため
鈴つけし大き白猫のぞきたるまひるの扉故なく忌みたり
病棟に猫ゐしことの恐怖よりしづかなる睡りわれを襲ひぬ……『葡萄木立』、
赤き花抱きよぎれる炎天下いくたびか赤き花のみとなる
両眼をとぢておもへばすなはち盲目とは密雲の如きか
天使は不図おそろしき顔をしたり柱の陰よりこちらを向きて
脳の真中に薄明の谷ありありと ひるのまどろみ ゆふのまどろみ
まざまざと鳥の羽など生えてゐる天使くろがねの鍵をもちて急ぐ
月蝕の夜の室内に坐りをり仄暗き投網にかかれる如く……『朱霊』を収録。

葛原妙子さんの歌集で、既発表のものからの自選歌集。
以前須永朝彦さんの作品のエピグラフに使われているのを見て、気になっていたのを思いだし、読んでみました。
登場するモチーフ、世界観がかなり好み♪
ただゴ○○○を詠まれてるのは、ちょっと…;;

<13/5/9>

『猫弁と指輪物語』大山淳子(講談社)

2013-05-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
舞台女優・白川ルウルウが、カギのかかった部屋で飼っている猫が妊娠したという件について依頼を受けた、<猫弁>百瀬太郎。
プライベートでは、婚約者の大福亜子にエンゲージシューズをプレゼントするための秋田旅行に出かけることになっており、その準備に余念はない。
一方、百瀬の盟友である、まこと動物病院の美人獣医・柳まことは、ある日、轢いたと勘違いして灰色猫を連れてきた金城武似のトラック運転手・土田帆巣と知り合う。ちょっと変わったところのある男で、その猫のために仕事を辞めてしまったほどだが悪い人物ではないらしい。折しも、身勝手な男・小松が飼っていたアルビノのビルマニシキヘビを引き受けるハメになったまことは、それを引き取ってくれるという四国の動物園に届けてくれるように依頼する。
そんな小松が、事情が変わったことから、自分のいったことも忘れ、ヘビを自分に無断で転売したとまことを訴えたいと百瀬の元に依頼。ところがそれは亜子との旅行当日で……

シリーズ第三弾。密室飼いしていた猫が妊娠した事件と、亜子との恋愛事情等々。
あいかわらずちょっとずれた感じの百瀬と亜子の関係が微笑ましく。
話のあっちとこっちが繋がって~、と楽しく読めました。

<13/5/8>

『鳥と雲と薬草袋』梨木香歩(新潮社)

2013-05-07 | 読了本(小説、エッセイ等)
地名とは歴史の厚みや地勢的な経験が凝縮されたシンボリックな記号である、という。
まなざしからついた地名、文字に倚り掛からない地名、消えた地名、正月らしい地名、新しく生まれた地名、温かな地名、峠についた名まえ等々……49の土地の名や場所にまつわる思いや記憶を綴った葉篇集。

土地にまつわる短めのエッセイ(掌篇ではなく葉篇というのが梨木さんっぽい)。
「西日本新聞」に掲載されていたこともあり、取り上げられている場所は西日本多め。
新潟は「星峠」だけでした。残念~。

<13/5/7>