黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『J』五條瑛(徳間書店)

2007-04-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
大学受験に失敗、浪人しているがやる気もなく、またやりたいことも見つからないまま、日々を渋谷で過ごしていた秋生は、ある日、怪我を負った美女・ジェイを助ける。
翌日には姿を消したものの、その後も幾度となく彼の前に姿を現すようになるジェイ…それは決まってテロの起こる日。
そんな彼女の存在をきっかけとし、強くなりたいという気持ちに目覚めた秋生は、キックボクシングを習い始める。
そこで出会った同い年のキックボクサー・久野に憧れを抱いた彼は、次第に生きる意味に目覚めてゆく……。
一方、妻から浮気を攻められ、それまでの生活に嫌気が差していたサラリーマン・時津。自殺を考えていた矢先、ジェイに出会い、彼女の薦めで家族を捨て“島”へと向かう……。
“島”とは?そしてアジア系アイドルユニット・スカイとの関わりは……

秋生がもっとジェイに引き込まれていくのかな、と思いきや、久野とのらぶらぶっぷりの方が上でした(爆)。
イマドキな青年である秋生の成長が微笑ましくもあるのですが、対比としての時津が愚かというか哀れというか;

<07/4/22>


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