黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『数学的にありえない 上』アダム・ファウアー(文藝春秋)

2007-07-23 | 読了本(小説、エッセイ等)
コロンビア大学の統計学科の大学院で4年目を迎えていたデイヴィッド・ケイン。
ギャンブルにはまり、その資金を稼ぐ為、確率論の初級クラスの講師をしていたが、側頭葉癲癇を患い、その職を失うことに。
その上、ヴィタリー・ニコライエフが経営する地下カジノで巨額の借金を抱え、絶体絶命。
そんな彼が、主治医のドクター・クマールから処方された実験薬が原因で不思議な能力を持つことに……。
謎の研究をする科学者トヴァスキー、国家安全保障局<科学技術研究所>の所長ジェイムズ・フォーサイス、そして二重スパイであったCIA女工作員ナヴァ・ヴァナー……彼をめぐり、それぞれの思惑、陰謀が渦巻くが……

いろいろ数学的な蘊蓄も語られてますが、ジェットコースター的な展開で読みやすいかも(数学版『ダヴィンチ・コード』みたいな感じ?)。
下巻でどう決着がつくのか楽しみです。

<07/7/23>


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