黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『美しいキラル 1』前田珠子(新書館)

2006-04-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
“美しいキラル”……それは、容姿の美しさが弱さを示す世界において、美貌誇りながらも強大な魔力を併せ持つという伝説の魔族・キラシャールのこと。
破呪師・ファガルは、ワケありの人間の青年・サリームと魔族の少女・リカリルの罠にはめられ、彼らを“
美しいキラル”の元へ案内することに……『彼にとっては不本意ななりゆき』、
珍道中を続けることになったファガルたち。サリームたちにより、ファガルの商売道具である破呪具が使えなくなった為、止む無く、腕はあるが顔が良い為に、仕事に恵まれないという破呪師の手伝いをすることになったファガルだったが……『彼女が受けた巨大な衝撃』、
人間と魔族の両親のもとに生まれたファガル。肉親である父がなくなり、その弟である叔父が彼の元へやってきた。あやうく殺されるところだった彼は、自らの料理の腕を買われ、叔父の家に引き取られることに……過去編『気の毒なファガル』の3編収録。

再読です。
かなり久しぶり~な作品ですが、どうやら既刊3冊が文庫化の後、新刊の4巻が出る模様。
楽しみです~vv

<06/4/10>


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