黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『湯島ノ罠 居眠り磐音江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2014-02-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
小梅村では尚武館道場の改築中。普請場に槌音がひびく春、陸奥白河藩主松平定信が坂崎磐音を訪ねて突然やって来た。
先の江戸起倒流鈴木清兵衛との戦いの折、面識があった定信に自ら稽古をつけ、師弟の関係となる。
一方、傷も癒え徐々に回復していた霧子が、弥助と二人揃って小梅村から姿を消してしまい、心配する周囲の人々。実はひそかに諜報活動を再開していた霧子は、新番士の佐野善左衛門政言を消そうとする動きを察知、田沼意次の愛妾おすなの弟・五十次とほか三人の動きを知り、あれこれ暗躍していたのだ。
そんな中、道場のこけら落としに大名諸家家臣若手を剣術試合を行うことになり、皆で稽古に励むが……

シリーズ第四十四弾。あまり大きな動きはなく、終わりに向けて徐々に収束中、というところ。あとは山形の奈緒さんのこともちらりと出てきます。

<14/2/4,5>