黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

タルトショコラ@ドルチェ小川

2011-06-03 | スイーツ
 チョコレートソースでグラサージュされた内側は、ちょっとずつ濃度の違うチョコクリームとチョコムースで、タルトの中は濃厚なガナッシュ。上に刺さってるのは、波型のチョコ。
 チョコレート味だけど、部分によっていろいろな違いを楽しめる感じ。

 ドルチェ小川:新潟(見附)

『丘の上の赤い屋根』青井夏海(PHP研究所)

2011-06-03 | 読了本(小説、エッセイ等)
子役として活躍した後、大学進学の為活動をしばらく辞めていたが、先頃俳優業に復帰したばかりの鏑木航は、事務所の二代目社長に頼まれ、彼の同期がやっているという大沼辺市のコミュニティFM<レイクタウンFM>で、九月まで、五ヶ月ほどという期限つきで、クリスタル・モーニングという番組を任されることに。
しかし社長の湯守にも、素人ばかりの他のボランティアパーソナリティたちにも不満たらたらで苛立つ航。
一方、幼い頃に両親は離婚し、後に母は他界。ずっと離れて暮らして暮らしていた父・荻沼洋平も先頃亡くなり、彼の遺産を相続することになった波多野真希。荻沼家は、大沼辺では旧家として知られ、相続した大きな屋敷の他にアパート・小鳩荘も所有していた。調理師として働いていた彼女が仕事を辞め、引っ越して早々に、父との口約束をたてに、市会議員・辻正重らが土地を寄付するように迫ってきたりで、困惑。
やがてコミュニティFMの存在を知った真希は、パーソナリティ募集を知りに応募することに。
そんな中、弟だと名乗る青年・成海隼とそのバイト仲間だという娘・野々村祐花が、真希の元にやってきて……

田舎のコミュニティFMのパーソナリティを引き受けることになった、元有名子役で俳優復帰した航と、離れて暮らしていた亡父の遺産を引継ぎ、大沼辺市に引っ越してきた30代目前の真希。コミュニティFMを舞台に、彼らの周辺で起こる騒動のあれこれを描いたお話。
このタイトルで、最初の真希のモノローグっぽい言葉を生かすならば、もうちょっと弟とのエピソードを中心に据えた展開の方が良かったような。
隼の登場も唐突だし、一緒の娘は客観的にみて、誤解をうけたからって文句いえる行動じゃないだろ、ということが多数…;
何様だお前は!な航の態度(どれほど活躍したって、子役と俳優は別物でしょ?そもそもプロだと威張るほどの実績もないし)は、ちょっとムカつくし、何だかいろいろ微妙な感じで、モヤモヤ~;

<11/6/3>