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秋野太作さんと対談



大阪の雑誌社の急な依頼で、秋野太作さんとの対談が実現しました。
テレビや映画で大活躍されて、誰でも知っている太作さんのユニークな
キャラクターの一方で、あまり知られていない瞑想者としての素顔が
あること、私も全く知りませんでした。

実際にお会いしてみると、瞑想をしてこられたかたのみが持つ
内面の静寂を感じました。非常に穏やかで非常に魅力的なかたでした。

1991年に『私、瞑想者です』という本も出版されています。
惜しいことに絶版になっているので、今、中古本を取り寄せている
ところです。本が届いたら、またご紹介できると思います。

今回の対談では、「瞑想」というと、怪しい宗教であるかのように
誤解されることの難しさについても話題にのぼりました。

それが非常に残念な惜しいことだと太作さんも語られました。
太作さんご自身、『私、瞑想者です』という本を書いたために
大きな誤解を受けてしまったそうです。

太作さんがその本を書かれたのが1991年。
その翌年に私はインドに旅立ち、小畑朱美はエジプトに旅立ちます。

私が大分・奥豊後地方に移住したのが1994年。
その翌年、まず1月に関西大震災が起こります。
続いて5月にオウム真理教による地下鉄サリン事件が起こりました。

あのころオウム真理教事件によって、瞑想とかインド的なものとか
ヨーガにいたるまで、みんな怪しくて危険なもののように見られるように
なったのです。

大分に移住してまもない私にもその影響がありました。
そして2002年にエンジェルファームを始めたころ
まだその余波がありました。

そういう苦労話を交えながら約1時間、いろんな話題がでました。
太作さんに聞いていただくことで、私たちも自分たちの
やろうとしていることをあらためて整理し確認できた気がします。
そのあたりのことはまたブログでご紹介したいと思います。

エンジェルファームを見つけていただいた雑誌社のみなさま
秋野太作さま、本当にありがとうございました。
こんな遠いところまで、お疲れさまでした。
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