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介護者が薬になる



2014年7月20日、「認知症をくいとめろ」というNHKの番組を見ていました。アメリカ合衆国アガサ・パシフィック大学のリン・ウッズ Diana Lynn Woods准教授です。



人の存在が薬にもなり治療にもなる・・・テレビの画面を撮った上の写真がでてきたので、ここに記録しておきます。逆にいうと、人の存在が毒にも病気の原因にもなるということです。

優しく触れるケアで、海馬が委縮していたにもかかわらず、ストレスホルモンの量が減った。なぜ減ったのか。
「優しく触れられると、その信号が脳に伝えられ、ここちよい と感じる。すると、脳は気分を安定させるホルモンを分泌させ、脳の興奮がおさまる。
その結果、ストレスホルモンの分泌が減り、行動・心理症状がおさまる。深い思いやりを持って良いケアをすれば、介護者が薬の代わりになります。
介護者そのものが治療になる」