鬼笑で行こう。

おいしいものの話や、まじめでいい加減な不定期評論など…

希望の芽

2007年10月24日 | 鬼笑な日々
3月の能登半島地震で自宅が全壊して仮設住宅に住んでいる若い友人から、就職が決まったのを期に結婚することにしたとメールが届いた。
実にうれしい。

ずっと非常勤で働いてきて、土日を利用して泊まりがけで町に出て就職のためのセミナーを受けてきて、そのセミナーで自宅をはなれているときに地震で家が全壊して…。

苦労つづきだったけど、そのなかでずっと心優しく明るくがんばってきた。
震災の不運を経て、いっそう優しく大きくなったと思う。

過疎化・高齢化が進み震災の大打撃を受けた奥能登で、仕事も得て、ふたりで新たな一歩を踏み出す。

全能登的、全過疎地的、それゆえ全国的意義のある希望の芽だ。