大地の子

山崎豊子の「大地の子」を読みました。
山崎豊子さんの著書は面白くてぐっとのめりこみます。

その面白さは・・・
ドラマ化されると
「不毛地帯」「白い巨塔」「華麗なる一族」など
脚本も良かったのか、スケールが大きくてとても良い！！

でも本で読むと、
「沈まぬ太陽」「運命の人」など
暗くて重くてどれも長くて
ズシリと重くて
ちょっとしんどい

だから・・・
「山崎豊子の小説はドラマ化されたら絶対見たいけれど
本で読むのはもうやめておこう」
秘かにそう決めていました

でも・・1年くらい前に六甲道の駅前で古本市のようなのがあって
そこに「大地の子」の全４冊がきれいにならんでいたのです。


「大地の子」はドラマ化されたのを見逃してるよなぁ」
「でも、今これ買ったら荷物、重いなぁ」
「これ買ってホントに読むかなぁ・・わたし」

そんなこと思いながらじーーーっとその本眺め・・・
買ってしまいました

それから
本棚にある「大地の子」の４冊を眺めるだけで
１年以上の月日が流れ・・

普段は電車の中とか寝る前の数分しか読書に当てていなくて
ドンドン本を執筆する作家さんより私の読書のスピードの方が遅いのでは？？
と思われるくらいに読むのが遅い私
それでもいつも何らかの本は欠かすことなく色々読んでいて・・・

「次何読もうかな」と思ったとき
ふと・・遂に！
「大地の子」読もうという気になりました。
それから約１０日間・・・
どっぷりはまってしまい

毎晩毎晩
重い気持ちを引きずりながら
時には深夜、一人涙しながら読み切りました

良かったです！
でも、疲れました。

連夜の夜更かしに疲れたのか
近くて遠い「中国」という国の
理解不能な思想？国民性？に疲れたのか・・・

いやぁ・・こんなに必死に本読んだのはいつぶりかしら？？

正直、その間、他の活字、新聞もろくに読まずに過ごしていました。

たまには長編もいいものですね

次は・・何読もうか・・・
でも・・次は・・軽ーいのがいいな



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