真夜中の Satin Doll

真夜中にひとりでお仕事や勉強をがんばっているあなたのために。

夏の高速道路とCOME ALONG 3

2017年09月22日 04時17分33秒 | Memories
もう何年も高速道路なんて使っていなかった。
たぶん、2000年に競技ライセンスを返納してから、一度も使ってない。
ゲートを通り抜けると、ランプウエイのカーブの入り口で、
「もっとスピードを落としてしっかりインにつけろ。
スロウイン、ファストアウト、これがいちばん速い。基本を忘れるな。」
先輩の声が聞こえた気がした。
アウトに向かってぐっとアクセルを踏む。
あ~、この感覚、懐かしいなあ。ストレートの先は、本線だ。
本線に乗ってから、
あれぇ、なんか、ぶわぶわするなあ~、
わたしは足回りはもっと硬めが好きなんだよ、変だなあ・・・
なんて考えながら、やっと気づいた。
こいつはノーマル車じゃないか~!
よく考えたら、ノーマル車で高速道路を走ること自体、初めての経験だ。
しかもAT車だよ。
一応タコメーターが目の前にあるが、回転数、自分で決められない。
ギアも自分で選べない・・・。
街乗りではここまで感じないけれど、
さすがに高速道路では、やっぱりなあ・・・。
身体中に違和感が充満する。
だけど、しっかり思い出した。
たぶん、もう、2度と感じることはないのだろうなと思っていた、
競技車輌に乗ったときの身体感覚。
ステアリングを握るたびに感じた、ワクワクするあの感じ―高揚感かな。
競技会場のざわめき、エンジンのうなり、オイルの焼けるにおい、
小石がアンダーガードを打つマシンガンみたいな音、土埃の舞い上がるにおい
チェッカーフラッグが振られる瞬間・・・
忘れていたものを、全部思い出した。

こうしてわたしは、夏のはじまりからずっと、
懐かしさと違和感とのあいだでゆらゆらしながら、
高速道路を通って通勤しているのです。
というのも、この夏からの新しい家庭教師先が、
お隣の、そのまたお隣の町なので、
毎週、高速道路を通って通勤しなければならないのです。
ここまで長距離移動する家庭教師先は珍しいのだけれど、
クルマの運転は決して嫌いではないので、
移動距離と時間と高速道路を目いっぱい楽しんでおります。
高速道路を走ること自体が、わたしにとってはかなり特別な感じがするのに、
夏休み中は、ほぼ一日おきに使用できるという幸運、
仕事とはいえ、運転中はなんだか旅行に出かける気分がぬぐえませんでした。
そんなわたしのお供を務めてくれたのは、山下達郎『COME ALONG 3』。
ほんとにタイミングよく
新しい『COME ALONG』をリリースしてくださった達郎さんには大感謝です。
アルバムが届くまでは、『COME ALONG』と『COME ALONG 2』、
8月になってからは『COME ALONG 3』と
達郎さん三昧な贅沢な夏でもありました。
特に『COME ALONG 3』のラインナップはわたしのお気に入りの曲ばかりなので、
さらにうれしかったです。
結局海には一度しか行けなかったのに、
大好きな夏を例年になく満喫できた気分になれたのは、達郎さんのおかげです。
達郎さん、素敵な夏をありがとうございます☆

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