清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
hiro-s@ivory.plala.or.jp

コチャバラオオルリ

2017-09-25 20:22:06 | フォト

 コチャバラオオルリ Rufous-bellied Niltava 全長約18cm雄は頭頂、耳羽後方、小中雨覆、腰、尾羽が青色で、そのほかの上面と顔、腮、喉、は濃紺。胸から腹は橙色。雌は全身が褐色で、喉と胸の境めに細い白帯と、翼角に青色部分がある。ヒマラヤ、中国南部、ラオス北部、タイ、ビルマに分布し、標高1,000m~1,500mの森の下層部に生息。

これは、一度お会いしたいとりですね。オオルリよりも1.5cm位大きいみたいですね、だけどコチャバラオオルリとは?Flycatcherの名前もなくて・・・・・・ヒタキ科。

 


ズアカエナガ

2017-09-24 19:28:37 | フォト

 ズアカエナガ ズ〔頭) Red-headed Tit 全長約11cm。エナガ科としては尾が短い。頭上と胸、脇が美しい赤褐色。黒く太い過眼線があり、喉も黒い。翼も含め上面は灰黒色で、下面は白い。虹彩は黄色。ヒマラヤから中国南部の山地に分布し、台湾では標高1,000~2,500mの広葉樹林に多数生息。渡りはしない。主に昆虫を食べる。

エナガの仲間を意識してイメージして探していて突然にこの色合いが現れるとさぞや驚くでしょう。濃い色合いのエナガなぞ想像もしていませんからこのよう色合いが出てくるとビックリします。それにしても可愛い。 


オオヒタキモドキ

2017-09-23 19:52:00 | フォト

 オオヒタキモドキ Great Crested Flycatcher 全長22cm。雌雄同色。頭から背はオリーブい褐色。初列風切と尾羽は赤褐色。喉から胸は淡灰白で、腹から下尾筒は黄色。北アメリカ東半分に分布し、五大湖周辺からメキシコ湾沿岸で繁殖。冬期はメキシコ東部からコロンビアへ渡る森林や果樹園に生息。枝先に止まり、周囲のえ枝や葉に付く昆虫などを見つけると飛び立って、ホバリングしながら捕食。樹洞で繁殖。

色合いも良くスマートな鳥です。頭の羽も立ち上がりちょっと勇壮な感じがします。喉羽も立ち乱れちょっと緊張気味な感じ。

 


こんな赤には驚きです。

2017-09-22 20:39:35 | フォト

 ベニタイランチョウ Vermilion Flycatcher 全長約15cm。 雄はタイランチョウの仲間としてはめずらしく派手な色彩を持ち、頭と下面は鮮やかな橙赤色で、過眼腺から後頸、翼、尾、は暗褐色。雌は地味で、上面が暗褐色、喉から胸は白色、腹、下尾筒は褐色で胸から腹に縦斑がある。北アメリカ南西部からニカラグア、コロンビア、チリ北部、アルゼンチン中央部に分布し、やや開けた場所やサバンナなどに生息。空中でヒタキ型採食法により昆虫を捕る。

驚きますね、こんな色合いの鳥に出会うと!


ハサミアジサシ

2017-09-21 19:15:20 | フォト

 クロハサミアジサシ Black Skimmer 全長40-50ccm、翼開帳107-127cm、頭や上面は黒く、額と下面は白色。翼下面と下尾筒は淡灰色。嘴は大きくて下嘴が長く、鮮赤色で先が黒い。足は短く鮮赤色。尾は褐色で外側尾羽は白色。北アメリカ南部の沿岸から南アメリカ東部沿岸やアマゾン川流域の川、湖、海岸、に生息し、冬は南アメリカ南部にも渡る。

水面の穏やかな凪の夕暮れなどに下嘴を水面に沈め悠々と大きな翼を羽ばたき、音無き羽ばたきで渡っていきます。水面上に泳いでいる小魚を見事に挟んで捕獲します。2度程その捕獲動作を確認しています。生きる為のそれぞれの技であったりそのトリの持っている機能を生かして生きているのです。このこと自体が美しいことなのです。選択など無い彼らの生業を精一杯駆使しているのです。どうぞ、彼らから逞しい生き方を学んで生かして下さい。