清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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自然の驚異の中でこんなに小さくても生きている。

2017-08-25 22:08:01 | フォト

 アカエリヒレアシシギ Red-necked Phalarope 全長15cmで、雌は雄よりやや大型。夏羽の雌がもっとも鮮やかで、頭頂から後頸は黒色。喉は白く、胸と側頸は赤褐色。上面は黒灰色に褐色の線があり、下面は白い。翼帯は白い。冬羽は過眼線、頭頂、上面が黒灰色で、肩羽と下面は白色。嘴は黒色で細くとがる。足は黒色で、指に足ひれがある。ユーラシア大陸と北アメリカの北極地方の海岸や死まで繁殖し、冬は南アメリカ西海岸、南太平洋やアフリカ西海岸沖などで越冬。日本には旅鳥として渡来。

今から20数年前になりますが、私の住んでいる山の中の川の中でこのアカエリヒレアシシギに出会ったのです。信じられない出来事でした。河口から85kmも遡り山の中の川原に上ってきていたのです。2組のペアーでしたが、其のうちの1組がどうもかなり疲労困ぱいの感じでした。 怪我でもしているのかと近ずき様子をうかがっていたのですが、逃げる様子も無く、かろうじて生きていた感じでした。急いで持っていたビニール袋に入れて3~4分で部屋までつれて帰りました。いろんな方法で、水や、餌も考えて与えたのですが、メスが亡くなり、1日後には雄も亡くなりました。悲しい思いが長く続きました。このような上流まで川つたいに気流にのってやってくるのです。彼らの好む餌がはたして、あるのだろうか?といまでも気にしています。貴重な経験をしました。


ヒメヨシゴイ

2017-08-24 20:42:15 | フォト

 ヒメヨシゴイ Least Bittern 全長28-36cmで、ヨシゴイ属の最小種。雄は頭頂から背、肩、尾が緑黒色で、肩の外縁に一条の白線がある。頸側は茶褐色。喉は白色を帯びる。大雨覆と内側次列風切は茶褐色、ほかの雨覆は淡黄色。初列風切は暗灰色。下面は褐色を帯びた淡黄色で、胸側に黒褐色斑がある。嘴は暗黄色で、嘴峰は濃い褐色を帯びる。足は淡黄色。雌は背が淡く、頸側に縦斑がある。北アメリカ南部から南アメリカ北部に分布。植物におおわれた湿地に生息し、小魚、カエル、サンショウウオ、甲殻類、昆虫などを食べる。止まり方に特徴があり、ユニークで人気があります。流石に足が長く指が相当長く強い。

 


オオルリに似ているのですが!

2017-08-23 20:16:22 | フォト

フタイロヒタキ Restless Flycatcher 全長16.5cm~21cm。雌雄同色で、胸は淡黄色。尾は青黒色で長め。嘴は黒色で幅広く上部。足は黒色。オーストラリア北部、南東部および南西部に分布。3亜種に分けられ、亜種によって大きさが異なる。開けた林や庭、公園などに生息し、昆虫を食べる。その際、地上1mほどのところで長い間ホバリングする独特な方法をとる。横枝の先端に樹皮や草でカップ状の巣を造り、白色有斑の卵を3~4個産む。

簡単に言って頬、顔、喉、胸の黒色がありません。後頭部の形も、日本のオオルリとは違います。こちらがフタイロ、なのにオオルリは3色ですよね、一見似ているように思いましたけど、・・・・・


日本の鳥と同じ鳴き方をするのかな?

2017-08-22 20:19:46 | フォト

 ヨーロッパコマドリ Robin 全長約15cm。上面はオリーブがかった褐色で額から胸は鮮やかな橙色、腹は白い。嘴は黒色で、足は黒褐色で長い。眼や頭は大きく見える。北は北緯67度、東はオビ川までのヨーロッパと小アジアから北アフリカで繁殖し、冬はヨーロッパ南部、北アフリカ、中近東へ渡る。イギリスの個体は国内を北から南へ移動するものが多く、海を越えるものは少なく、特に雄成鳥はほとんどが留鳥。森林や庭、公園などに生息。地上や地上近くにいる昆虫をたべるが、ニワトコやそのほかの木の実も採る。

残念ながら、私の資料には鳴き方までの表記がありませんでした。どうしても調べたくなりました。解り次第お知らせします。ヒヒーン、ヒヒーンと鳴いてくれれば私のイメージに合うのですが・・・・・・さて、如何なものか?


こんなに小さくて派手な色の鳥

2017-08-21 20:57:38 | フォト

 シロボウシカワビタキ River Chat 全長約18cm。雌雄同色。頭頂は白色、顔、背、翼、胸は黒色で、腹、腰、上尾筒と尾羽の先端の黒色帯を除いて赤褐色。アフガニスタンからチベット、ブータン、中国中央部にかけて繁殖分布し、アッサム、ビルマ、タイ、インドシナで越冬。森林内部の岩が露出した渓流から森林限界線付近〔標高2500~4800m)の川に生息。冬は平地で見られる。英語でWhite-capped Redstartともいわれる。

我が国では見れませんが、小さくてこんなにはっきりした濃い色合いの鳥は子供好きになる鳥だと思います。分類ではジョウビタキの分類に分かれろこともあります。