清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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ピグミーフクロウがまた届きました。

2017-04-15 19:29:44 | フォト

 Ferruginous Pygmy Owl ブラジルスズメフクロウ 全長13-14cmで、コスズメフクロウ、サボテンフクロウ、とともに最も小さいフクロウ。上面はオリーブ褐色・茶褐色.後頸に黒い二つの眼と白い眉の形の模様、頭には淡色の小さな縦斑がある。下面に暗色縦斑がある。北アメリカ南部から南アメリカに分布し、川沿いの峡谷の森林に生息。日中も活動し、短い笛のような声を5秒間に12回くらいのピッチで長く続ける。アカスズメフクロウともいう。

 手乗りフクロウとでもいいたいくらい小さなフクロウです。しかし、野性のフクロウはそうはいきません。最近のフクロウ・カフェでは野生のフクロウではありません。 しかし大勢多数の客に触られるとやはりストレスがたまり食欲不振になり体調を崩します。飼い主以外の人の臭いはやはりストレスのもとになります。 お気をつけください。


何でオーブンバード?

2017-04-14 19:13:44 | フォト

 私が始めてこの鳥に出会ったのは41年前、初めてアメリカのセミナーを受けに行った時です。 どのように考えてもOvenbirdは解りませんでした。言葉もしっかり解らない時代にセミナーを受けたのでした。質問をしたのに、理解できなかったので、先生が粘土で彼らが作る巣を模して作ってくれました。これでやっと、この鳥の名前の理解が出来ました。

こんなに、リリットしている鳥なのに、名前が余りに驚きの言葉だったのでビックリでした。全長14cm、上面はオリーブ褐色で、頭央線は橙色、頭側線は黒色。喉以下の下面は帯黄白色で、粗い黒褐色の縦斑がある。眼の周囲は白い輪となる。ロッキー山脈以東の北アメリカに分布し、冬は中央アメリカ、南アメリカ北部、西インド諸島に渡って越冬。地上にドーム形(かまど)に似た形の巣を作ることから英名がある。ジアメムシクイともいう。


擬態が大変上手です。

2017-04-13 19:51:11 | フォト

 Killdeer フタオビチドリ 全長20cm 上面は褐色で、過眼線と2本の胸帯は黒色。下面は白色。眼の周囲は赤く、嘴は黒色、足は淡い桃色。尾はほかのチドリよりも長めで、上尾筒の橙色が目立つ。北アメリカに分布し、西インド諸島とペルーからチリ北西部の海岸でも繁殖。

海岸の町を歩くと、街路樹をたくさん植えていますが、其の根本に、小さな直径2-3cmの小さな小石を沢山敷いています。この中に卵を産むのです。そこで抱卵などしていると犬や猫などがやって来て自分自身が狙われるんです。 そこで卵の場所から離れ、怪我をしているようなポーズをして敵をひきつけて卵を守るのです。観察をしていると見事に巧みの技でだましてしまうのです。ウイングを怪我したように見せ少しずつ場所を離れていきます。弱肉強食を上手く利用した、離れ業なのです。 技あり!!の声が聞こえそうです。


小さくてもCOOLなやつ!

2017-04-12 20:04:46 | フォト

 Slaty-colored Junco ユキヒメドリ 全長14cm  全体に灰黒色で、腹と外側2対の尾羽は白い。雌と幼鳥は褐色味を帯び幼鳥の背には縦縞模様があり、腹は淡黄色を帯びる。アラスカ、カナダ、からアメリカのミネソタ、ミシガン、ペンシルベニア州までの針葉樹林で繁殖し、冬はメキシコ湾岸までのアメリカ南部に渡る。低い美しい声で鳴く。

私がこのサイズの鳥の中で一番クールと思っている鳥です。この黒の色合いに最も心をひきつけられます。ほれぼれ! です。


ムシクイがつづいていますが・・・・・・

2017-04-11 19:02:52 | フォト

 カオグロアメリカムシクイ Yellowthroat ムシクイの種類は数が多いですが雄の上面はオリーブ褐色で、亜種によって褐色味に富むものがいる。喉から胸は黄色で、腹に行くに従って城っぽくなり、脇は褐色を帯びる。下尾筒は黄色。っ眼先と耳羽を含む顔の広い部分は黒色で、淡色の眉斑がある。雌の喉は黄色であるが顔の黒い部分は無く、下面も白か淡黄色あるいは帯黄白色。カナダ南東部から中央アメリカに分布し、湿原や川沿いの湿気の多い藪、草むらに生息。北部で繁殖するものはルイジアナ、フロリダ州やメキシコ、西インド諸島、コロンビアまで渡って越冬。 全長13cm。

いつも思うことですが、一寸、身体を膨らませて作ると、なにげに穏やかな雰囲気になります。私は小さな鳥を制作する場合、少しだけ膨らませて作ることにしています。すべてでは有りませんが、集合体の中の数体だけは・・・・・。