清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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正面から見ても驚かないでください!

2017-04-20 20:01:58 | フォト

 まもなくシーズンにはいりますが、カワウを紹介します。 ミミヒメウ 全長81cm 日本のカワウとさほど大きさは変わりませんが、アラスカ、北米、中米。アメリカ西海岸のものは繁殖期に顔から喉にかけての色合いが黄色からオレンジに変化します。この画像は繁殖期の色合いです。カーバーの皆さんこんな正面からの画像はめったにお眼にかかれません。細部まで観察し記憶に留めてください。

こんな顔を見ると可愛いですが、昨日から私の地域でもカワウが以上に増えているので川魚組合が有害鳥獣として2週間ほど間引きをするらしいのです。地域内放送でそのような内容を知らせていました。アユなど川魚の解禁に備えての行事なのでしょうけれども、なんとも個人的なコメントもできません。鳥好きの皆さんはいかがですか?

 


フクロウが続いていますが、中でも一番でかいぶるいの・・・・・・・

2017-04-19 19:41:10 | フォト

 どでかい部類のヨーロッパワシミミズク Eurasian Eagle Owl 全長46-71cm 大きな身体に強靭な、足、嘴と長く幅広い翼を持つ。羽角が長い。羽色の変異が著しいが総じて褐色で、上面に入る暗褐色斑が大きいものから細い縦斑のもの、白色斑が入るものや無いものなどがいる。下面にもさまざまな縦斑と横班がある。虹彩は黄、橙色。アフリカ北部、ユーラシア大陸に分布。標高4,500mまで見られるが寒帯域にはいない。

いかにも、勇壮で、夜間は俺に任せろ!的な、雰囲気が感じられます。 かなり大きいからだ持ち主のです。眼の色に強烈な神秘性を感じます。


中位の大きさです。

2017-04-18 20:02:11 | フォト

 シロクロヒナフクロウ Black and white Owl 全長350-380mm 上部全体暗茶褐色、前頭部白、頬、背上部、下面白く、暗黒褐色の横縞斑、嘴、足、は、黄色。 メキシコ、エクアドルに生息。

昨日のオオフクロウに似ていますが、全体が黒っぽい感じで少々小さい。 眼は暗黒色、顔自体が黒っぽい。何だか怖いっぽい感じ。


今日は大きいのを紹介!

2017-04-17 19:13:33 | フォト

 昨日までは小さいのを紹介しましたが、今日は大きいのを紹介します。 オオフクロウ Brown Wood Owl 全長41-56cm 羽角はない。淡色の顔に白い眉と眼の周囲の黒い輪が特徴。虹彩は褐色。上面はチョコレート褐色で、翼と尾に淡色横帯がある。下面は淡色で褐色の横班がある。インド、東南アジア、中国南部、台湾に分布。平地、山地の森林に生息し、ビルマでは標高2600mまで見られる。スリランカでは日中も活動し魚類も捕らえる。ボルネオ島せは12月から1月に営巣。

随分、強そうな感じがします。もっと大きいのもいますが、これが見つかったころには、これが一番大きかったのでこのような名前がついたのかな?今でも毎年3-4体は新種が発見されています。


アメリカオオコノハズク

2017-04-16 20:40:26 | フォト

 南米ではクーパーコノハズク Screech Owl 全長19-23cm 昨日のピグミーフクロウよりも少し大きいですが、カッコよさでは負けません、可愛いよりも一寸強さを感じられます。 オオコノハズクに良く似るが下面と顔がより白い。虹彩は黄色。北アメリカの温帯域に分布。ロッキー山脈より東の混交林に生息する。

夜に出会うとこんな感じです。 めったにお会いできませんが、どうですか? と聞こえます。やはり野性の中での強さを感じます。既に8-10体は制作したような気がします。是非とも、カーバーの皆さんには挑戦していただきたいと思っています。