本日は、悠仁親王殿下のお誕生日である。悠仁様はこのたび3歳になられた。国民の一人としてお祝い申し上げるとともに、健やかなご成長をお祈りしたい。
平成18年9月6日に、悠仁様は誕生された。皇室に男子が生まれたのは、41年ぶりのことだった。この年のはじめ、愛子様を天皇にという女性天皇・女系天皇容認論が広がり、小泉政権は皇室典範の改正を行おうとしていた。しかし、秋篠宮紀子様がご懐妊されたことにより、その動きは抑えられた。そして、男子が誕生されたことにより、女帝・女系容認論はひとまず収まった。
●皇室の伝統は男系男子による皇位継承
わが国の国柄は、皇室を国家の中心に戴くことを特徴とする。現行憲法は、第1章第1条に、天皇を「日本国の象徴」「日本国民統合の象徴」と規定している。皇室の伝統は、皇位を男系で継承することである。基本は男系の男子による継承である。男系女子が皇位についた事例は、歴史上にある。それは、男系男子による皇位継承を維持するための方策であった。
しかし、もし今日、皇室典範を改正し、女性の天皇を可能とした場合、男系男子の継承が準備されていなければ、重大な問題に直面する。もし女性天皇の結婚を許可し、女性天皇が子供を生み、その子供が天皇になるならば、その子供は女系の天皇となる。
女系の天皇は、従来の皇統とは別の存在となる。一般には女系と呼ぶものの、正確に言えば、父方の系統の天皇となるからである。これは、王朝の交代を意味する。父方が佐藤家であれば佐藤王朝、鈴木家であれば鈴木王朝に移ることになる。王朝の交代は、皇統の断絶である。それゆえ、女系継承は、皇室の伝統を断ちきり、わが国の国柄を改変するものとなる。皇室の存続のためには女帝・女系継承やむなしという議論に、まどわされてはならない。
●将来を見越した制度の整備を
悠仁様のお誕生は、こうした危険な道にわが国が進む動きを制した。悠仁様のお誕生により、皇太子殿下・秋篠宮殿下に続く世代の男系男子がお一人いらっしゃることになった。今後、皇太子殿下・同妃殿下に男子が誕生されなければ、やがて悠仁様が皇位を継承することになるだろう。それは30~40年後のことだろう。
悠仁様のお誕生によって得られた時間を、日本の伝統の保守のために、生かさねばならない。皇太子殿下に男子が誕生される可能性は残されているが、今のままであれば、やがて悠仁様が天皇の御位に就く時が来るだろう。おそらく30~40年先ではないか。
その時、いわゆる天皇家以外の宮家はほとんど消滅し、皇族の数もごく少なくなっている可能性が高い。だから、悠仁様が天皇になられたとしても、いずれ皇統の維持は困難になる。それゆえ、将来を見越して、皇室が繁栄し、皇位が男系男子によって安定的に継承されるように、いまから制度を整えなければならない。これは国家根幹に関る重大な課題である。
具体的には、戦後GHQの指令により臣籍降下した旧宮家に皇族に復帰していただく、絶家となる宮家が養子を取ることを可能にする、あるいは、そうした宮家は祭祀のみを継承する等の方法が提案されている。今後、国民の英知を集めて、皇室の維持・繁栄を確かなものにする必要がある。
●天皇陛下御即位20年を好機として
もしわが国が万が一、皇室を失うことになれば、日本人に受け継がれてきた日本精神はますます消失し、日本は本来の日本でなくなってしまうだろう。
本年は、天皇陛下御即位20年の年である。全国各地で、御即位20年を奉祝する活動が行われている。その奉祝活動の頂点として、11月12日に、皇居前広場で、国民祭典が行われる。当日は、インターネットで全国に式典の模様が実況配信される予定だという。
わが国の国柄と伝統に対する国民の関心を高め、理解を深める好機である。御即位20年という意義ある本年を機に、男系男子による皇位の安定的な継承を確実なものとするため、具体的な方法の策定・実現を推し進めていくべきだと思う。
・関連掲示
拙稿「皇位継承問題~男系継承への努力を」
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion05b.htm
平成18年9月6日に、悠仁様は誕生された。皇室に男子が生まれたのは、41年ぶりのことだった。この年のはじめ、愛子様を天皇にという女性天皇・女系天皇容認論が広がり、小泉政権は皇室典範の改正を行おうとしていた。しかし、秋篠宮紀子様がご懐妊されたことにより、その動きは抑えられた。そして、男子が誕生されたことにより、女帝・女系容認論はひとまず収まった。
●皇室の伝統は男系男子による皇位継承
わが国の国柄は、皇室を国家の中心に戴くことを特徴とする。現行憲法は、第1章第1条に、天皇を「日本国の象徴」「日本国民統合の象徴」と規定している。皇室の伝統は、皇位を男系で継承することである。基本は男系の男子による継承である。男系女子が皇位についた事例は、歴史上にある。それは、男系男子による皇位継承を維持するための方策であった。
しかし、もし今日、皇室典範を改正し、女性の天皇を可能とした場合、男系男子の継承が準備されていなければ、重大な問題に直面する。もし女性天皇の結婚を許可し、女性天皇が子供を生み、その子供が天皇になるならば、その子供は女系の天皇となる。
女系の天皇は、従来の皇統とは別の存在となる。一般には女系と呼ぶものの、正確に言えば、父方の系統の天皇となるからである。これは、王朝の交代を意味する。父方が佐藤家であれば佐藤王朝、鈴木家であれば鈴木王朝に移ることになる。王朝の交代は、皇統の断絶である。それゆえ、女系継承は、皇室の伝統を断ちきり、わが国の国柄を改変するものとなる。皇室の存続のためには女帝・女系継承やむなしという議論に、まどわされてはならない。
●将来を見越した制度の整備を
悠仁様のお誕生は、こうした危険な道にわが国が進む動きを制した。悠仁様のお誕生により、皇太子殿下・秋篠宮殿下に続く世代の男系男子がお一人いらっしゃることになった。今後、皇太子殿下・同妃殿下に男子が誕生されなければ、やがて悠仁様が皇位を継承することになるだろう。それは30~40年後のことだろう。
悠仁様のお誕生によって得られた時間を、日本の伝統の保守のために、生かさねばならない。皇太子殿下に男子が誕生される可能性は残されているが、今のままであれば、やがて悠仁様が天皇の御位に就く時が来るだろう。おそらく30~40年先ではないか。
その時、いわゆる天皇家以外の宮家はほとんど消滅し、皇族の数もごく少なくなっている可能性が高い。だから、悠仁様が天皇になられたとしても、いずれ皇統の維持は困難になる。それゆえ、将来を見越して、皇室が繁栄し、皇位が男系男子によって安定的に継承されるように、いまから制度を整えなければならない。これは国家根幹に関る重大な課題である。
具体的には、戦後GHQの指令により臣籍降下した旧宮家に皇族に復帰していただく、絶家となる宮家が養子を取ることを可能にする、あるいは、そうした宮家は祭祀のみを継承する等の方法が提案されている。今後、国民の英知を集めて、皇室の維持・繁栄を確かなものにする必要がある。
●天皇陛下御即位20年を好機として
もしわが国が万が一、皇室を失うことになれば、日本人に受け継がれてきた日本精神はますます消失し、日本は本来の日本でなくなってしまうだろう。
本年は、天皇陛下御即位20年の年である。全国各地で、御即位20年を奉祝する活動が行われている。その奉祝活動の頂点として、11月12日に、皇居前広場で、国民祭典が行われる。当日は、インターネットで全国に式典の模様が実況配信される予定だという。
わが国の国柄と伝統に対する国民の関心を高め、理解を深める好機である。御即位20年という意義ある本年を機に、男系男子による皇位の安定的な継承を確実なものとするため、具体的な方法の策定・実現を推し進めていくべきだと思う。
・関連掲示
拙稿「皇位継承問題~男系継承への努力を」
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion05b.htm








1、旧皇族と旧華族の復活(皇室の藩屏を再建する為。)
2、皇室典範を憲法と同格にする(現在の状態では両陛下や皇族方の御意向が反映されないので。)
3、1と2を実現させる為に憲法を完全に改正するか無効化する(無効化の理論は南出喜久治氏の説に従う。)
後は女系天皇容認論者の反倫理的且つ無責任な主張を徹底的に論破する事ですね。特に旧華族の復活が一番困難かと思われるので、充分に理論武装をする必要があると思います。
「旧皇族は足利家よりも天皇との血縁が薄い。」
此の発言は旧皇族の方々に対して失礼極まりないものだと思います。確かに、旧皇族の方々は天皇陛下との血縁関係は薄いと言えば薄い。然し、本来ならば、現在も皇族であり且つ皇位継承権もお持ちである方々です。遥か昔に皇位継承権を喪失している足利家と比較すること自体が間違っています。
此の発言からは旧皇族の方々の価値を貶めて、何としても皇族に御戻りになる事を阻止すると云う執念と云うか怨念の様なものが感じられます。この様に感じるのは恐らく自分だけではないと思います。
>確かに、旧皇族の方々は天皇陛下との血縁関係は薄いと言えば薄い。然し、本来ならば、現在も皇族であり且つ皇位継承権もお持ちである方々です。遥か昔に皇位継承権を喪失している足利家と比較すること自体が間違っています。<
お説の通りです。
私は血統を論じるときは、遺伝学に基づくべきだと思います。進化生物学の専門家の意見を無視して、漠然と女系と呼ぶ論が混乱を広げています。女系容認論者のいう女系は、厳密な意味での女系ではなく、雑系にすぎません。双系も同様です。
皇位継承の要件としての血筋は、男系男子による継承以外には保持されません。
>此の発言からは旧皇族の方々の価値を貶めて、何としても皇族に御戻りになる事を阻止すると云う執念と云うか怨念の様なものが感じられます。この様に感じるのは恐らく自分だけではないと思います。<
どういう思念・感情があるのかわかりませんが、旧皇族の方々を臣籍降下させたのは、GHQです。
皇族の縮小は、東京裁判や英文憲法の押し付け等の日本弱体化政策の一環として、天皇の権威を引き下げ、天皇と国民の結びつきを弱めるための施策として強行されたのです。このことへの批判・反発を根本にもって、皇室の維持・繁栄について考える必要があります。
有意義なご意見と思います。
皇室を崇敬し、男系による皇位継承を保守すべきとする学者が、さまざまな提案をしています。日本の精神的伝統を尊重する政治家が政権に就き、こうした有識者を集めて制度改正案をまとめあげてほしいと思います。
それは小堀圭一郎氏の著書・皇位継承の正統性について(明成社)です。この本の第六章を読めば、小林の女系天皇容認論には決定的な陥穽があると直ぐに分かります。是非読んでみて下さい。
少々ネタバレになりますが、男系天皇派に対する小林の批判が田中卓のそれのコピペであると云う事も判明したので、思わず笑ってしまいました(笑)。