ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

憲法改正~憲法裁の裁判官

2005-12-22 10:09:19 | 憲法
 憲法裁判所の裁判官について、読売案は以下のようである。

――――――――――――――――――――――――――――――
●読売案

第八九条 (憲法裁判所の裁判官、任期、報酬)
① 憲法裁判所は、その長たる裁判官及び八人のその他の裁判官で構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、参議院の指名に基づいて内閣が任命する。
② 憲法裁判所の裁判官は、任期を八年とし、再任されない。
③ 憲法裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。
④ 憲法裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、減額することができない。
――――――――――――――――――――――――――――――

 私案では、憲法裁判所の長たる裁判官は、内閣が指名し、天皇が任命する。そのことをここでも明記しておきたい。次に、長たる裁判官以外の裁判官を、参議院が指名するというのは、参議院の独自性を発揮するのに、よい発想だと思う。
 第2項の任期を8年と年限を定めるのは、よいことだと思うが、再任はかまわないと私は思う。
 第3項は、独立した項目にするほどのことではない。但し書きとして、2項に含めることができる。

 報酬については、後日、裁判官の独立と身分保障のところに記す。
 憲法裁判官については、兼職の禁止を定めておいた方が良いと思う。
 国民審査について、昭和憲法は、最高裁判所の裁判官について国民審査を設けていた。これが形骸化しており、廃止すべきだという意見がある。しかし、それはやり方がよくないためであって、国民の選挙で選ぶことのできない司法公務員について、国民が審査するという制度は、維持すべきである。
 私は、憲法裁判所と最高裁判所については、裁判官の国民審査を定めるという考えである。国民審査については、国民が判断できるように、各裁判官が重要な訴訟事件について、どのような判決をしているか、国民に情報を提供させるようにするとよいと思う。そのことは、最高裁判所の裁判官の国民審査と合わせて、独立した条項に定めたい。

 以上に基づく私案を以下に示す。

――――――――――――――――――――――――――――――
●ほそかわ案

(憲法裁判所の裁判官)
第百十一条 憲法裁判所は、その長たる裁判官及び八人のその他の裁判官で構成する。
2 憲法裁判所の長たる裁判官は、内閣が指名する。長たる裁判官以外の裁判官は、参議院の指名に基づいて内閣が任命する。
3 憲法裁判所の裁判官は、任期を八年とし、再任を妨げない。ただし、法律の定める年齢に達した時は退官する。
4 憲法裁判所の裁判官は、国会議員、国務大臣、司法裁判所の裁判官、その他の公務員職を兼ねることはできない。
――――――――――――――――――――――――――――――
コメント   この記事についてブログを書く
« 憲法改正~憲法裁判所 | トップ | 憲法改正~最高裁判所 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

憲法」カテゴリの最新記事