ほそかわ・かずひこの BLOG

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自民党都連の幹部が辞任へ、良識ある議員は立ち上がれ!

2016-08-08 09:35:26 | 時事
 平成28年8月5日、自民党都連は、石原伸晃会長、内田茂幹事長ら幹部5人の辞任を了承した。後任の選考は、深谷隆元通産相を中心とした選考委員会が協議するとのことである。
 「都議会のドン」内田茂氏らの引責辞任は一見潔いようだが、都議には内田氏の子飼いの議員が多数いるので、自分は後ろに座って、反小池知事勢力として、都連や議会を遠隔操作する可能性がある。来年の都議選で内田グループを落選させ、都政の場から叩き出さないとだめである。

 続いて、自民党都連の処分問題について私見を書く。まず自民党本部は、小池氏の都知事選立候補の時点で除名処分をしておらず、小池氏は291万票を獲得し、自民党推薦の増田氏に110万票もの大差で圧勝した。そこに民意をくみ取る時、小池氏の除名処分はできないだろうと思う。これは小池氏の所属する自民党都連においても、同様と思う。
 次に、小池氏を応援した都連所属の国会議員・地方議員について、自民党都連は、非推薦候補を支持すれば、所属議員を除名等の処分にするという通達を出したが、それは都連幹部が出したもので、党本部の決定ではない。
 その通達は、石原会長・内田幹事長らが辞任した現在、有効性が問われる。都連の規則類には「親族を含む」などという規定はないそうで、もともとおかしな内容である。それを新執行部が改めて有効とするのか、旧執行部によるもの乃至不適切なものだったとして無効とするのか。その判断によるのではないか。
 すでに小池氏を応援した若狭勝衆議院議員が都連の名簿から削除されているという情報があるが、だれがいつ機関決定したのか。旧執行部が辞任する前に、これだけは決めたのか。それこそブラックボックスの存在証明になりそうである。
 仮に新執行部が通達を有効と認めたとしても、全所属議員について、議員本人だけでなく親族も含めて非推薦候補を支持したかどうかを調査し、公正な判断をするのは、膨大な時間と労力を要するだろう。親族とは民法では「はとこ」までというから、この調査は事実上不可能に近いでしょう。せいぜい本人が目立った活動をした所属議員について軽度の処分して、体面をつくろい、組織の引き締めを図るくらいのことしかできないのではないかと思う。
 強引に除名処分等を下した場合、処分を受けた議員は小池知事派の新党を作って活動するだろうし、新党の旗のもとに来年の都議選を戦うだろう。有権者の支持がそちら側に行くのは、目に見えている。自民党都連側は、自らを傷つけるだけだろう。
 都民の支持を得たいならば、都連新執行部は、旧執行部の責任を追及し、彼らにこそ処分を科すべきである。
 
 自民党の都議や区議、市議の中には、今まで内田氏に抑えられて、思うことが言えず、苦汁を飲まされていた人たちがいるはずである。小池池都知事が職員への訓示で述べた第三の言葉、「大義と共感を大事にしてほしい」。良識ある都連の議員諸氏は「大義と共感」をもって、立ち上がるべき時である。
 8月6日の夕刊フジの記事は、次のような都議会関係者のコメントを掲載した。
 「内田氏は都連幹事長を退いても、後継者を『傀儡』として操るはずだ。都議会自民党には定数127の半数に近い60人の都議がいるが、このうち半分が『内田派』とみていい。かつての小沢一郎氏のように『闇将軍』として振る舞うだろう」
 「内田氏が権力を握り続けることに疑問を持つ都議は増えている。現時点で10~15人はいる。小池氏が調査チームで疑惑を追及し、都民に情報公開していけば、来年夏の都議選を見据えて『内田派』は厳しい立場に追い込まれかねない。今後、パワーバランスが変わる可能性はある」
 ここは特に良識ある自民党都議に頑張っていただきたいところである。東京のため、日本のためである。東京の浄化は、日本の浄化に直結する。
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