ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

10・8フォーラムの内容1

2006-11-03 19:04:57 | 日本精神
 10月8日、東京都八王子市にある八王子市学園都市センターで「明けゆく世界フォーラム」が開催された。今回の主題は「日本人の美徳ー今こそ、日本精神を取り戻そう」。日本精神復興促進運動本部の主催で行われた。

 日本精神の復興促進運動とは、私が生涯の師にして、また神とも仰ぐ大塚寛一先生が創始した運動である。
 大塚先生は戦前、時の指導層に建白書を送付し、日独伊三国軍事同盟に反対し、米英と開戦すれば必ず大敗を喫するとして警告をされた。このまま進めば、新型爆弾が投下され、日本の大都市は焦土と化すと予見した。言論統制厳しい時代にもかかわらず、大塚先生は、逮捕されることも投獄されることもなかった。これは、実に驚異的なことである。
 大塚先生は戦後、日本が再びこうした誤りを繰り返さないよう、真の日本精神を伝える活動を推進された。昭和40年代には、いち早く共産主義が崩壊することを予見し、一大啓蒙運動を展開された。さらに、大塚先生は、真の日本精神は、日本だけでなく、世界を導く指導原理であることを、明らかにされている。
http://www.nsfs.jp/sousai_sousai.htm

 日本精神復興促進運動本部が主催するフォーラムやセミナーでは、大塚寛一先生が創始した運動に賛同する人々が協力をしてくださっている。今回のフォーラムでは、アサヒビール名誉顧問の中條高徳氏に基調講演をしていただいた。私は、中條氏、黄文雄氏(評論家、拓殖大学日本文化研究所教授)とともに、パネル・ディスカッションに出演した。
 中條先生は、ロングセラー『おじいちゃん、戦争のことを教えて』(致知出版社)で知られる。戦前戦後の日本を見てきた生き証人だ、黄先生は台湾人の目から見た日本について多くの著書がある。

 当日のパネルの内容をご紹介したい。主題は「日本人の美徳ー今こそ、日本精神を取り戻そう」である。
 以下は要旨を記すものであって、細部は必ずしも正確な文言ではない。その点はご容赦願いたい。掲載は6回に分けて行う予定である。

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【司会】 今、非常にこの世の中が乱れています。最近、親が子を殺したり、子が親を殺したり、友達を殺したり、目を覆いたくなるような事件が毎日のように頻繁に起きるなどしていますが、世相についてどのようにお感じですか。

【中條】 全く情けないことです。若干戦争に参加した身として思うのは、私どもが戦争に負けたことが、この麗しき日本が乱れてしまった原因の一つだと思います。一日も早く自信を回復してほしいと思っています。
 現在は、しつけ・教育が乱れていて、自分が生んだ子供をしつけることさえ何か戦前の悪いことのようにとらえているお母さんがいます。男女同権によって男が男らしく生きることが戦前の悪いような、威張っている男の存在に見えるとか、何か倒錯した価値観がこの世の中を支配しているのではないでしょうか。

【細川】 最近、私が驚いたのは、給食費を払わない親が増えていることです。親が払わないので、先生が立て替えたりしているそうです。生活保護を受けているような人たちではなくて、普通の所得を受けている人たちが払わないのです。「頼んだ覚えはない」「何で払わなくてはいけないのか」等と言って払わないのだそうです。
 不払いは全国的に増えており、自治体によっては親から給食費の徴収をするために訴訟を考えているとか、東京都のある中学では給食費が集まらないので、一食当たり二百八十円のところを二百六十円に下げざるを得なくなったそうです。
 この親御さんたちがどういう考え方なのか分かりませんが、自分勝手で自己中心的な考えに陥り、公共的な道徳を失っているのではないかと思います。当然、こういう親に育てられる子供たちは、親を見て育つでしょうから、さらに道徳観念を失った人間になってしまうのではないかと思います。

 次回に続く。

参考資料
・中條氏の過去の講演と、私も出たパネル
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/7bd3c6343ee86ed9fdbb2c461ec47f25
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/651fb4be46e05616cf29946dec0b96c1
・中條高徳著『おじいちゃん、戦争のことを教えて』(致知出版社)
・中條高徳+渡部昇一共著『子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史』(致知出版社)
・黄文雄著『歴史から消された日本人の美徳』(青春出版社)
・同上『日本人よ、自分の国に誇りを持ちなさい』(飛鳥新社)
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