仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

さて。どうなったかな?

2010-12-15 21:00:25 | 生きる犬韜
大澤信亮氏の『神的批評』。イノさんのお薦めで買いました。通勤・帰宅の車中、立っていてPCが打てないときに読んでいるが、確かになかなかいい。冒頭の「宮澤賢治の暴力」は、かなり引き込まれる。いずれ、ちゃんと感想を書こう。

今日は卒論の〆切日だったが、学科長会議・教授会・文学部教員研修会の連続で休む間がなかった。合間合間に、学生から入ってくる「卒論提出しました!」というメールへ返事を書いていたが、果たして全員出せたのか。連絡がない学生が3人いて、昨日の時点で「明日出します」とは云っていたのだが…少し心配である。

心配といえば土曜の古事記学会、そして連日催促されている原稿2本、某学会の査読1本。さらに、8月に寄稿済みの原稿も、体裁に関してリライトの連絡が入ってきた。年明けには、別の原稿も2本出さなければいけないので、もはや冬休みなど無きに等しい。卒論・修論を読んで採点もしなければならず、1月を無事に過ごせるか不安でならない。

何だか、不安と心配ばかりで年末に相応しくない?な。モモの話では、ぼくの来年をカタカナ4文字で表すと、「ワクワク」だそうなのだが。上半期には単行本が出そうなのが、せめてもの救いか(いや、余計忙しくなるのか?)。そうそう、ちなみに、勤務校の史学科のホームページが、ブログ形式で試験運用されている。「専門の研究を始めたきっかけについて、自己紹介的に書いてください」といわれたので、去年の3月に提出した文章が掲載されている。あまり他でしたことのない話かも知れない。しかし、掲載されている他の先生方の文章を拝読すると、何だか少し趣が違う。ご自分の分野の現代的意義、必要性などをお書きになっていて、立派である。あれえ、自己紹介じゃなかったんですか…とここでも何か不安になってしまった。
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