住宅建築の真実を語るブログ

何も無かった大地に空に向かって夢のマイホームが出来てゆく。まさに人生の一大イベントですね。

気がつけば夏も終わりましたね。

2009-09-15 07:38:32 | 日記
しばらく、ブログお休みしていました。

でも、いろんなことが現場では起こっていました。

まず、内部工事の段階で、

1 床の間のつもりが、肝心な床柱は不要であるということに驚かされました。
  床の間にも仏間にもしないつもりだったとかで・・。
  結局、柱を抜いて梁を補強しました。間に合ってよかったのですが。

2 ビルトインガレージの物入れは居間から突き出してあるが、そこにも
  扉を付けてほしいとのこと(居間とガレージの両方から物が入るし、
  荷物の受け渡しが玄関を通らずにできる)など利点が増しました。

3 防音室の仕様は、メーカーのカタログ通り施工しても、木造では
  あまり期待できないことがよくわかりました。屋外からは楽器の音が
  少し減少したが、内部では音は変わりがなかった。

4 照明器具は慎重に選ばないと、勾配天井には向かないものもある。

5 片開きドアは常に全開放できるのか?またその時の戸当たりは無いのか
  確認は不可欠。

  現場では、お客さんの意見が次々に変わる場合があります、そのたびに
  アドバイスや、デメリットなども常に話し合わないといけません。
  対応できないこともあるからです。しかし、逆に良くなること等は
  本当に気付かなかったこともあり、何年たっても勉強です。 

  写真は横倒しになっていますが、静岡県で行われた大会で
  「低コスト、性能、施工性」で優秀賞の制震装置
  で、揺れを軽減します。1階に8か所入っています。
   もちろんこれはお客さんのご希望ですが、死にもの狂いで
   さがしました。実績はメーカーさんとよく話し合いました。


  次は先日の現場見学会の様子をお話しします。