住宅建築の真実を語るブログ

何も無かった大地に空に向かって夢のマイホームが出来てゆく。まさに人生の一大イベントですね。

本当に暑い毎日

2009-07-16 14:32:25 | 日記
梅雨明けしたのかな?

と思わせるくらいの暑さですね。

しかし外で働く人は内勤の人と違って体が丈夫にできてますよね。

雨風や温度差をまともに受けるのですから。

エアコンの効いている部屋にずっといると本当に内臓も弱ったような

なんか「ナヨナヨした」っていう感じになりますよね。

ところで、

今の住宅建築の、はやりの高気密高断熱って

いわゆる外気の温度差を本当に受けない快適な部屋

ってことで、外断熱や内断熱とかいろいろ論議がありますが、これにより

もちろんエアコンはよく効くでしょう、

しかし、人間はいつまでも何年たっても自然界の生き物です。

縄文弥生式時代は竪穴の住居。どうやっても隙間風は入るだろうし、

江戸時代になっても、襖や障子では、やはりそれの親戚みたいなもの

ですよね。部屋をどんどん断熱化するために知恵を使って

隙間を減らして来ましたが

本当にこれは良いことでしょうか?

あまりに外と中の温度差や湿度などの環境を変えすぎることには

これから、育ってゆく子供たちやご高齢者への影響を考えると

少々疑問が残ります。

今、裸足で走りまわって遊ぶ子供たちもあまり見なくなりましたね。



見落とされがちな資金計画

2009-07-03 08:13:37 | 日記
今は、アパート暮らしで、家賃6.5万

家を建てるのはいろいろ見に行ったけど、あと5年後くらいかなあ?

それまで、3万ずつ貯金してれば、大丈夫なんじゃない?

こんなやりとりを、お客様としてきた経験がありますが、

「資金計画」としてきっちり計算をしてみました。

仮に土地+家で2750万くらいの予算とします。

5年後の予想で、金利は今の2.5%から3.5%に回復したと仮定します。

(過去20年間の平均借入金利は4%です。)

さて5年後に建てたときと、今から建て始めた時を比べると35年ローンの場合

支払総額でどうなると思いますか?

表向きは貯蓄で180万たまり、借入元金は180万減りますが、

金利上昇分での35年の利息の差約500万と大きく広がり

5年分の払った家賃390万と合わせると、なんと890万の差という

試算結果があります。

なんと5年後に建てた方がはるかに「損」なんです。意外でしょう?

結構試算をするとはっきり数字で分かってくることもあります。

知られていない「意外な落とし穴」ですね。

また、年金制度も支給が60歳から65歳になったのはご周知の方も多いはず。

この5年間「無収入」の期間があることも忘れてはいけませんね。

その他消費税の10%という大増税などもあわせて考慮してゆくと、

早いうちに、家を計画することは良いことと考えられますね。

いずれにしても、アパート住まいの方は年間6x12=72万くらいは

どぶに捨てているのですから。後になればなるほど、

しんどいつけが回ってきます。