爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

思い出す先輩

2021年10月05日 | 日記
2007年5月2日に初めて投稿したブログは,「頼もしいお年寄り」と題して、市内の小さな民芸館を経営していた新潟県衛生部の先輩で91歳の高沢さんと84歳の奥様との出会いだった。

お二人はお見合い結婚で、高沢さん曰く、見合いの席で食欲旺盛な彼女を見て丈夫そうだったので嫁にしたと、奥さん曰く、眼鏡の嫌いな人だと聞いていたので外して行ったので相手の顔は分からなかったと。

高沢さんは元海軍の衛生兵だったという、奥さんは県警事務員で競馬場のアナウンス嬢もやっていたとか、娘さん夫婦のもとで過ごしていた。お二人共に年齢を感じさせない若さと元気にびっくりした。

2015年2月6日、行年101歳で彼の地へ旅だった。ご会葬礼状に、家族一同から父の好きな言葉「夢一生」が紹介されていたが、正に老いても夢を抱き続け、前向きな人生を歩んできた方だった。

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