maruhana中高年日記

こんな感じでどうでしょー   

葛飾北斎展へ行ってきました。北斎だるせん!

2017-12-21 19:59:44 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市博物館で行われた葛飾北斎展へ行ってきました。

90歳という江戸時代としてはかなりの長寿にて、かなりの数

版画絵を残し、現代もなお多くの作品が人気である絵師。

この展示会ではその生涯と共に、北斎がいかに名古屋と

縁が深かったのかを重点にしていました。

(看板は最高傑作の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏)

当然だがすべて撮影禁止なので、作品以外の物で雰囲気だけでも

味わってください。

(展示室入口)

前半は本の挿絵作家として江戸で人気となり

物語の内容を際立たせるダイナミックで繊細な挿絵を数多く

その手法と背景と共に展示。

後半は北斎と名古屋での活躍と富嶽三十六景を中心の展示

特に本願寺名古屋別院(西別院)で一八一七年に行われた

120畳敷の紙に大だるまを描くイベントを重点的に展示

してある。

(大だるまの頭部部分と描く北斎の再現)

(尾張藩士、高力猿弘候庵によるイベントの詳細な記録)

 

 

残念ながらこの大だるまの絵は空襲で焼失してしまったようで

非常に残念だ。

北斎漫画ともいえる挿絵集はまさに名古屋滞在時に誕生し

名古屋で北斎の絵を多く出版していた版元永楽屋四郎の

活躍と共にこのイベントを展示し北斎と名古屋の関係がい

かに深かったかをアピールしていました。

最後の展示は北斎の最大の集大成ともいう富嶽三十六景の展示です。

(尾州不二見原、名古屋での作品なので一番押しで展示 当日購入した公式パンフレットより)

いろいろな場所からみた富士山を描いた絵は今のように自由に旅行や

情報を得ることができる時代と違い、当時の人達の遠い地への興味

や想像を掻き立てるものだったでしょう。

(五色のスタンプを順番に押して多色刷りの版画のようにして一枚の絵の絵

   完成。いいお土産になります)

(お土産は 公式パンフレット(なんと全ページ袋綴じ)、北斎味噌ラーメン、ポストカード)

中は撮影禁止なので場外の案内看板を撮りました。

 

 

 

(トイレのタイルも北斎仕様)

 


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