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東京ジャズフェスティバルに行ってきました

2017-09-04 10:43:19 | 音楽
9月1日から3日まで第16回東京ジャズフェスティバルが開催され、私の好きな山下洋輔も出演するというので行ってきました。

この催しは『ホール』、『ストリート』、『クラブ』という3回所で開催され、ホールはNHKホールで、ストリートはそのすぐそばの代々木公園ケヤキ並木に舞台が設置され色々なミュージシャンが参加するようです。この内NHKホールでの演奏会に行くことにしました。

私はこのホールに入ったことがなく、テレビなどでは見ることもありますのでどんなものか見たいという気持ちもありました。ここでは昼と夜の公演がありましたが、昼の部が山下洋輔のグループと、チックコリアのグループが出るというのでここのチケットを購入しました。

昼の公演は12:30開演ということで自宅からは1時間半程度かかりますので、少し早めに出て原宿駅の近くでラーメンを食べてからNHKホールに向かいました。この辺りは東京でもこんなところがあるのかというほど樹木も多く落ち着いた感じになっていました。

購入したチケットは3階席の前の方でしたが、やはりNHKホールは大きいものだと感心しました。この大きな会場がほぼ満員となっていましたので、まだジャズも人気があるのかもしれません。

最初が山下洋輔2017寿限無というグループでした。今回は何年か前に出した「寿限無」というアルバムに収められた曲が中心ということで、トリオから始まりましたが、やはり山下洋輔のピアノは迫力がありました。

その後トランペット、サキソフォン、ギターが加わり、賑やかな演奏となりました。この内サックスの菊池成孔というのは、以前から注目しており少し話をしたこともあるのですが、今回はなかなか素晴らしい演奏を聞かせてくれました。やはりこういうコンボでの演奏となると、ピアノが全体を引き立てる役割を持っていますので、さすがに山下洋輔という感じで1時間ほどの演奏を楽しめました。

次が「ゴーゴペンギン」というトリオの演奏でしたが、メインがベースの編曲となっていました。小さなライブハウスなどではベースを聞かせるというのも可能ですが、こういった大きな会場ではやや無理があり、あまり冴えない演奏となってしまいました。

最後がチックコリアのグループで、往年の名演奏家がどんな感じか期待していたのですが、チックコリアのピアノは1曲しかなく、他のギター、ベース、ドラム、サックス、パーカッションともあまり乗りが良くなく昔聞いていた迫力がありませんでした。その他の曲はシンセサイザーで遊んでいるという感じで良い演奏ではあったものの、やや物足りないものでした。

4時過ぎに終わりましたが、十分満足できるというほどではなかったのですが、久しぶりのジャズを堪能できました。

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