KGセミナー塾長の日記 生徒との日々の生活と高校野球 個人塾型予備校を始めて、36年目になります。

初めての人は、2008年2月26日の「みんなに伝えたい話」を読んで下さい。私がこの仕事をやり続ける支えとなった話です。

2020年01月27日 | 

 紙コップに牛乳を3分の1ほど入れて、とろみをつける粉末を入れて、プラスチックのスプーンでかき回します。少しとろみのついた牛乳をスプーンですくって、ゆっくりと口元へ。何度も何度も運びました。「おいしい」と言ってくれました。牛乳の好きな父でした。肩を触って、「また来るからね。」と言ったのが最後になってしまいました。

 金曜日、朝、授業をしていると、病院から電話があって、「朝6時には、おはようとあいさつをしてくれていたのですが、急に・・・」何の心の準備もしていなかったので、慌ててしまいました。

 父を早くになくし、戦前、戦後の厳しい時代を生き抜いてきました。

 「母と一緒に奈良県に塩を売りに行くのに1番電車に乗った時、甲子園に野球を見に行く同級生と乗り合わせた時は、辛かったなあ。」と語っていたことがあります。そんな少年時代の思い出があったからこそ、私が野球をやっていた時に、あんなにも熱心に練習を見に来てくれ、試合の応援に駆けつけてのだと思います。応援バスに乗って、桐蔭の選抜の応援に一緒に行けて本当に良かった。ゆっくりとゆっくりと甲子園まで歩いたのが、忘れられません。

 せっかちで、上から物を言われるのが大嫌いな人でした。しかし、みんなには優しく、慕われた人でもありました。あなたの性格の前半分はちゃんと引き継いでいますが、後ろ半分はまだまだこれからです。

 ポケットに入っていた、日清オイリオ とろみアップ3gの袋、捨てられなくなってしまいました。

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2 コメント

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Unknown (堺のおっさん)
2020-01-27 11:18:30
私も昨年、父と母が往生しました。
その際、いろいろなことを思いだしました。
そこで気づいたのは、本当の幸福は
なんでもない、平凡な日々の積み重ねだと。
Unknown (山下)
2020-01-27 13:46:14
 コメントありがとうございます。
なんでもない、平凡な日々の積み重ね。

その言葉が、本当にしみじみと心に響きます。

ありがとうございます。

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