関東フットサルリーグ2部試合レポート

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【第10節第5試合目】コロナフットボールクラブ権田 vs FUTURO

2013年12月02日 14時50分12秒 | photo report




関東フットサルリーグ2部 第10節

コロナフットボールクラブ権田 1-1 FUTURO

前半 0-1
後半 1-0

【得点経過】
19分 上條(フトゥーロ)
35分 江成(権田)

【シュート数】
権田 54本(前半25、後半29)
フトゥーロ 15本(前半11、後半4)
【個人シュート数】
権田 大場13、朏島(賢)7、横田7、山村7、金子6、江成4、朏島(慎)4、小池3、峰岸2、諏訪1、
フトゥーロ 上條3、上村3、島崎3、鈴木3、松田2、濱野1、

【累積ファール】
権田 前半3、後半5
フトゥーロ 前半4、後半1

【警告】
13分 金子(権田)ラフ
18分 中野(フトゥーロ)ラフ
21分 鈴木(フトゥーロ)ラフ

【試合レポート】
勝ち点16でマルバと並んでいる3位権田は逆転優勝のためにはもう勝ち星を逃せない。一方のフトゥーロは勝ち点9で8位。6~8節、3連勝でチーム状態が上向いていた中、前節は打ち合いの末にトウゾクの敗れた。連敗はしたくないところだ。

前半から権田優位で試合が進む。ファーストシュートは横田得意の右アラ勝負から。大場、金子、朏島(慎)など積極的にシュートを狙いにいく。権田の攻撃の時間が長くなるが、攻から守への切り替えも速くそのスピードに苦戦するフトゥーロ。しかし、フトゥーロも徐々に反撃を見せる。13分、権田の前プレを上手くかいくぐり右サイドに展開、松田から上條へのファーパスは惜しくもゴールには至らない。

攻守の切り替え、球際のファイト、プレスの速さなどすべてにおいてハイレベルな試合展開。前半の残り22秒、フトゥーロ左サイドで上村のタメから相手を二人引き付けて中へ絶妙なパス。これを上條が押し込んで先制。ここで前半終了。

後半の立ち上がりは一進一退の戦い。権田のチャンスの数は多いが、フトゥーロゴレイロ田畑がシャットアウト。一方の権田は朏島(賢)がゴール前混戦のこぼれ球をインステップで強シュートも右ポスト直撃。30分には早くも両者ファール4つずつ。いかにこの試合が白熱しているかが表れている。

後半の後半は優勝のために負けられない権田攻撃陣が猛威を振るう。32分の小池の強シュートはファー詰めできず。35分、ゴレイロからのフィードを相手に奪われるがすぐに江成が取り返しシュートを狙うもポストの左。耐え忍ぶフトゥーロ。

35分、権田の攻撃がやっと実を結ぶ。小山田のシュートがゴール前の相手に当たって跳ね返り、江成の足元にこぼれる、これをダイレクトで蹴りこみ同点。権田すぐさまタイムアウト。この勢いで逆転したい。一方のフトゥーロは耐えてきたがついに失点を喫してしまった。残り時間で数回惜しい場面を迎えたがここで試合終了。

権田は攻撃する時間が大半だったものの、フトゥーロの粘り強いディフェンスの前になかなかゴールをこじ開けることはできなかった。後半のシュート数は29本にも数える。一方のフトゥーロの後半のシュート数は4。いかに押し込んでいたかを示すスタッツである。そして、この日は攻撃だけでなく守備時に切り替わるその速さも特筆すべき点であった。攻撃時のポゼッションと攻から守への切り替えの速さを残りの試合でも継続していきたいところだ。

一方のフトゥーロは苦しい試合展開であったが、勝ち点1を掴み取ることができた。この日は得意のポゼッションからの遅攻での良さは消されてしまったが、随所で見せる速攻は良い形でシュートまで持っていけていたという印象だ。守備面でも1失点こそ喫してしまったが、多くのシーンで相手に自由にシュートを打たせていなかった。この引き分けで勝ち点は10、次節勝利すればほぼ残留が決まる状況だ。


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