関東フットサルリーグ2部試合レポート

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【第11節第1試合目】フュンフシュピーラー山梨 vs 府中アスレティックFCサテライト

2013年12月17日 18時29分53秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第11節


フュンフシュピーラー山梨 3-2 府中アスレティックFCサテライト

前半 2-1
後半 1-1

【得点経過】
7分 保坂(フュンフ)
8分 麻賀(府中)
13分 保坂(フュンフ)
20分 大津(府中)
29分 保坂(フュンフ)

【シュート数】
フュンフ 25本(前半8、後半17)
府中 28本(前半17、後半11)

【個人シュート数】
フュンフ 深澤6、保坂5、渡辺5、望月4、市村2、板山1、鈴木1、名執1
府中 麻賀6、大津5、小又5、松永5、小野4、磯崎1、菊池1、西川1

【累積ファール】
フュンフ 前半2、後半8
府中 前半2、後半2

【警告】
26分 保坂(フュンフ)反スポーツ

【退場】
なし

【試合レポート】
 5位フュンフと6位府中の中位で競り合う両チームとの対戦。フュンフは前節ミリオネアとの接戦を制した。ここで勝って3連勝を狙いたいところ。対する府中は前節試合がなかったため久しぶりのリーグ戦。昇格イヤーになるべく上位につけるためにもここは勝利しておきたい。この日も府中サポーターの太鼓による声援が選手を後押しする。

強かな印象のある両チームは相手の様子を見るように慎重な立ち上がり。最初のチャンスはフュンフ、右サイド市村からファーの深澤に送るが合わず。すると7分、フュンフ渡辺の縦パスを保坂がワントラップ目で縦にかわし、右足インステップを迷いなく振りぬき左ポストインゴール。保坂の個人技が光った鮮やかな先制点であった。しかし、8分府中右サイド小野からのファーパスに麻賀がきっちり詰め同点。スコアをイーブンに戻したが、13分再びフュンフ保坂が右キックインの横パスをうまく合わせゴール左上を打ち抜くシュートで府中はビハインドに。ゴール前でチャンスを確実にものにしたフュンフが1点差のリードで前半を終える。

後半の開始は府中の目の覚めるようなFKから始まる。立ち上がり早々のFKのチャンスを大津が右足インステップシュートをゴール右下に決め同点。府中はピヴォあてがうまく決まらず、思い通りにポゼッションを高められない。府中がフュンフのボール回しに苦しむ中、試合を決定づける一点を挙げるのは三度保坂。29分、ワンマンカウンターから右サイドを独走、そのままの勢いで右足を振りぬく。強烈な弾道はゴレイロの腕をはじきゴールへ。

これで前に出るしかなくなった府中は30分に2度も第2PKを獲得するが、ゴレイロ名執に阻まれ絶好のチャンスを逃してしまう。試合の流れは府中がフュンフを押し込む流れに移り変わってゆく。フュンフはそれでも焦らず、カウンターから追加点を狙う。府中は危険なエリアで相手をはがしきれずゴールまであと一歩工夫が欲しいところ。37分、麻賀からゴール前の松永につなぎ、ゴレイロをかわしてゴールに流し込もうとするがゴールカバーに入ったフュンフ板山にはじかれる。終盤に気を吐いた府中であったがフュンフゴールをこじ開けられず試合終了。

府中は接戦をものにできず悔しい敗戦。すでに降格の可能性もないので致命的な一敗ではなかったが、1人の選手に3点やられてしまっている部分の悔しさは大きいであろう。次節は首位FCmmとの一戦。これにmmが勝利するとリーグ優勝が決定してしまうので、目の前での優勝させないように勝ちたい。

一方のフュンフはこの勝利で勝ち点を17に伸ばし、順位も4位に上げた。この試合は保坂の圧倒的なパフォーマンスで得点を重ねたが、その前には渡辺、板山、望月らの精緻なパス回しがあったからであろう。シュート数では相手が上回ったものの、保坂の右アラ勝負時の仕掛けるタイミングが素晴らしかった。少ないチャンスでも確実に得点できるチームはやはり強い。


保坂選手
右アラ勝負からの右足強シュートは相手の脅威に。


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