旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

鳥取砂丘

2020年06月30日 21時59分53秒 | 日々のこと
行ったのは5月下旬。まだ休校中だった時。
朝6時に家を出発して、9時前には砂丘入り口に到着。
ほとんど誰もいない・・・そりゃそうだ。

何かひとつくらい「初めて」の経験をさせてあげたかった。
超ド級で印象に残るものならなおよろし。

行き先は迷わず鳥取砂丘に決定。
誰もいないだろうし、閉鎖されているわけでもないし、とにかく密になりようがない。

駆け出す子どもたち。追いつかない私。海までたどり着けなかった自分の体力の
衰えに年齢を感じたけれど、まあもういいや。

「これを見せたい」「ここに連れていきたい」「この本読んでみて」「この音楽聞いてみて」

押し付けになるのは分かっているけれど、自分が感動したものや影響を受けたものを
かたっぱしから紹介したいという気持ちが抑えられない。そして感想を聞いてみたくて
仕方ない。聞いたらあかんのも分かっているけれど、好きな人が自分の好きなものを
どう受け止めるのかに興味があるのは当然だし、なかなか悩ましい。

私と同じような感想をもつことがあれば「ほほう」と思うし、全く違う見方をすることもあって
それはそれで「ほほう」と思う。どんな価値観をもった大人になるのか、想像もつかないけれど
やさしい考え方のできる人になってほしいな、とこの殺伐とした世の中で願わずにいられない。
まずは私がやさしくならないとな、まるくならないとな。・・・だな。