超難解だったダービー卿チャレンジＴ

どこからでも入れそうな組み合わせで、かつハンデ戦。あてものに近いような気もしたが、終わってみれば実力馬の人気落ちの格言がはまったようにカレンブラックヒルの勝利だった。内内でロスなく進めて直線は力強く抜け出して来た。目標の安田記念へのいいステップとした。二着になったカオスモスも好走だったが、三着に入ったインプロバイズは現状の勢いそのものだった。コディーノはパドック気配抜群に見えたけど馬場に殺されたかも。次走以降に人気落ちすれば狙い目十分だ。

天皇賞の前哨戦、サンケイ大阪杯

二強対決の間に入ったのがトウカイパラダイスだった。三着に終わったエピファネイアにはせめてニ着に入って格好をつけたかったところだったけどうまくいかないものだ。目標が先にあるのでこれでゴールドシップと凡走に終わったサトノノブレス、今回の二頭で勢力図は決した。これからだけど馬体を20ｋｇ増やして迫力を増したキズナが一歩も二歩もリードしたと思える。ただし距離が二マイルに伸びるのでレースは多分に距離適性を問われる。菊花賞での走りを分析して当日の馬場に適した勝ち馬の推理が必要かと思う。

コパノリチャード勝利の高松宮記念

極悪馬場での勝ちタイムが１分１２秒９だった。昨年の函館を思い出すような結果に終わった。馬券のポイントはこの馬場とその適性だったように思う。結果、スノードラゴンの連がらみで力のいる馬場での好走となった。前走の中山の力のかかる馬場での力走の再現となった。特殊な馬場で自分の競馬が出来なかったハクサンムーンは５着とそれなりの結果を残したいえる。次走がどうなるかわからないが馬場の条件が変わればかなり違った結果になるような気がする。