ロンドン・パリひとり旅（事件編）

ホテルから大英博物館までは、徒歩圏内です。
身支度を終えたら、いざ出発！

部屋を出て、階段のところまで来て、ふと何かに気付いた私。
「！？」
なんと、バッグから水が垂れてきているではありませんか！！

恐る恐るバッグを開けてみると…
「水汲み直後のバケツですか？」というほどの大洪水！！！（涙）
前日に購入したペットボトル入りの水の、
パチッと開閉する形状のふたが、全開になっていたもよう。

ダッシュで部屋へ戻り、バッグの中の水を捨て、
中に入っていたものたちの救出作業に取りかかりました。
最優先は、命の次に大事なパスポートです。

水に濡れてフニャフニャになったパスポートを、
とりあえずタオルの上に広げます。

次にびしょびしょのお財布から、お金とカード類を取り出して、
これまたタオルの上へ。


あとはハンカチなどの小物類。
しぼったり、干したりしているうちに、ハッと気がつきました。
「カメラと携帯電話！！！！」
携帯電話は、バッグ内上部の専用ポケットに入っていたので、
なんとか無事でした。

そして、問題のカメラ。

すでにケースがびっしょりです。
恐る恐る中身を取り出すと、レンズ部分が半目開き状態に…

「しっかりして！！」
声をかけて励ましつつ、電源ボタンを押しまくります。
まさに、心臓マッサージです。

電源を入れてもレンズは半目のままで、
裏側のモニター部分は市松模様になってしまうだけ。
電源を切ることはできず、これまで聞いたことのない
「キーン」
というような高い音がします。
どうにもしようがないため、
表面の水滴をふき取り、バッテリーを取り出しました。

レザーのバッグは水分で色が変わっていました。
タオルで拭き、ドライヤーをあて、吊るします。

それから、パスポートです。
タオルドライには限界があるため、こちらもドライヤーで乾かす、という強硬手段を選択し、
なんとか完全に乾きました。

人心地ついて、はたと気がつきました。

パスポートにはICチップが入っているのですが、
ICチップ＝水・高温厳禁
なのでは！？ということに。

かわいそうな、波状になってしまった私のパスポート。
果たして私は帰国できるのでしょうか？
その前に、パリへ行くことはできるのでしょうか？

そして、カメラの運命や、いかに！！


ホリエ

ロンドン・パリひとり旅（到着編）

今回の宿泊地、Tavistock Hotelに到着しました。
ツインルームのシングルユース。
わりとコンパクトなつくりのお部屋です。

6日間、私の拠点となるところ。
お世話になります。

日本とイギリスの時差は8時間あります。
本来は9時間だそうですが、3月～10月はサマータイムが採用されている、とのこと。
ロンドン到着が午後1時。ホテルに着いたのは午後3時前です。
ということは、日本は午後11時。
1日が24時間でなくなります。

かねてから、海外旅行はタイムトラベルだと信じている私。
♪過去と未来と昨日と今日を　行ったり来たり～
アニメ『タイムボカン』の主題歌を口ずさみつつひと休みしたら、
探検に出発です！！

ロンドンでの移動は、地下鉄が基本となります。
まずは、日本の関東地方でいうところのスイカもしくはパスモのような存在の、
「オイスターカード」なるものを手に入れねばなりません。
駅の券売機で日本語表記を選択できると聞き、
行ってみました。

券売機を発見するや、すかさず日本語モードを選択。
はりきって操作するも…
ロンドンの地下鉄駅の券売機は、大きな駅でも2つ、3つしかなく、
ぐずぐずしていると、いつの間にか後ろに行列ができてしまうのです。
小心者の私。後ろに人がいると、落ち着きません。
焦れば焦るほど混乱し…
結局、窓口で購入。

7 Day Travelcardという7日間有効の、
ロンドン中心部の地下鉄、バスは全域を利用できるものにしました。

券売機すら使いこなせないトホホな状態でしたが、
唯一、窓口で購入してよかったことがあります。
それは、カードのケースをもらえたこと。

さすがに、機械はケースをくれないでしょう。
わかりませんが、たぶん。
そう思うことにして気を取り直し、早速、そのまま地下鉄でGO！

最初の目的地は、こちら。

ベイカーストリート駅。

ベイカーストリートといえばもちろん、シャーロック・ホームズ！！

駅前に、銅像がありました。

この駅からすぐのところに「シャーロック・ホームズ博物館」があります。
そこへは後々ゆっくり行くことにして、再び地下鉄に乗り、
ロンドンでも有数のショッピング街がある、オックスフォードサーカス駅へ。

ぶらぶらとウィンドーショッピングを楽しみました。
なんとなく欲しいものの目星をつけておき、じっくり検討することに。
夕食は、デパ地下の食品売り場でゲット。

右上から時計回りに、サンドウィッチ、チーズ、カットフルーツ、チョコレートクッキー。
ホテルへ持ち帰り、ゆっくりいただきます。
このサンドウィッチが思いのほかボリューム満点！
「これだけでよかったのでは？」と後悔しましたが、
お部屋に冷蔵庫がないので、なんとかすべて食べきりました。
なんだかいつも同じようなことばかりしている私です。

翌日は早くも一大イベント、大英博物館へ！！


ホリエ

2014交流戦VS DeNAベイスターズ

プロ野球は、交流戦の真っ最中！
毎年、横浜スタジアムでのベイスターズとの対戦を楽しみにしている私。
しかしながらまことに残念なことに、今年は日程が合わず、行かれないのです。

ということで、QVCマリンフィールドで対ベイスターズ戦を観戦することに。
前日の晩にチケット売り場と入場ゲートの場所取りをしに行きました。

真っ暗な球場。

道路を挟んで反対側の幕張メッセと、アパホテル。

こちらも真っ暗です。

そして迎えた、試合当日。
オーダーの発表です。
じゃじゃーん！！

なんと、なんと、私が夢見た理想のオーダーではあ～りませんか！！！
これまで何度も観戦してきた中で、ここまで私の希望通りになったのは初めてです。
大興奮で、応援にも熱が入ります。

そして、結果は…

まさかの負け！！！！
なぜ？（涙）


ま、こんな日もあるさ。


ホリエ