弥生美術館～旧岩崎邸庭園

連休中のある日。

東京都は文京区にございます、弥生美術館へ行ってまいりました。

おめあては、森本美由紀展（2015年9月27日（日）まで開催）。

ファッションイラストレーターだった森本氏は、
ファッション界のみならず、さまざまな分野で活躍されました。
デビュー前から2013年に亡くなるまでの作品が所狭しと展示されており、
見ごたえがありました。

開館とほぼ同時に入場したため、ゆっくりと観賞することができました。

美しい入場券。

併設の竹下夢二美術館も見学できます。

敷地内のカフェで昼食を済ませたら、次の目的地へGO！

美術館は、東京大学のちょうど裏側にあります。


この道は、「暗闇坂」というそうで…

江戸時代には、昼間でも薄暗く、寂しいところだったもよう。

ふと見上げると、東京大学の森が。

当時の暗闇ぶりが偲ばれます。

この道を湯島方面に歩いてゆけば、旧岩崎邸庭園があるはず。
帽子を忘れてしまった私。
ひとりで日差しの強い道をてくてく歩いていると、
「本当にこの道でよいのだろうか？」
だんだん不安になってきました。

その直後、看板を発見！！

いい加減に地図を眺めて出発しましたが、なんとか無事に到着です。

砂利の坂道をのぼります。

この先にお邸があるとは。
由緒正しい立派なお社がありそうな雰囲気です。

坂をのぼり切ると…

洋館がドーン！！！
内部は撮影禁止でした。

洋館の裏側には、美しい芝の庭園が広がっております。

都会のオアシスです。

庭園から眺める洋館。

立派なバルコニーが特徴です。

横から見ると、こんな感じ。

窓がこんなにたくさん！！！！
豪邸です。

ほかにも、和館と、


撞球室（ビリヤード場）があります。

この撞球室と洋館は、地下道でつながっているそうです。
残念ながらそこは見学できませんでしたが、おもしろそうです。

ここは、山小屋風建築とのこと。

要するにログハウスですね。

三菱の創始者である岩崎家だけに、
ひし形もようを多用するなど、
なかなかおもしろい建築様式を見ることができました。
財閥、おそるべし！！

芸術と建築をたっぷり楽しんだ、
充実した一日でありました。


ホリエ