What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

ダウンタウン物語(映画:1976)

2017年04月22日 21時43分39秒 | 映画
これの前にベイマックスを子供達と一緒に観ようとしましたが、私はダメでした。肌に合わなくて途中でギブアップしました。子供らは喜んでましたけどね。

それに対してこちらは、子供の頃に地上波で放送されたものを観てすごく気に入っていた作品。
長い年月で美化されているので、観るのが怖くなっていたパターン。
BSで放送されたので飛びつきました。

結果は満足。思っていたのと違ってた部分ももちろんありますが、十分楽しめました。

やっぱりジョディ・フォスターが圧巻です。表情がすごい。顔だけだったら13歳には見えない。
横顔が本当に綺麗です。恐ろしいくらいだ。
さらに驚いたのは、タクシードライバーと同じ年に公開されてるんですね。ビックリ。

主役のバグジー・マローンや、ファット・サム、ダンディ・ダンなど登場人物みんなが魅力的です。
よくこれだけ集めたなあ。やっぱり海外の子役って層の厚さが全然違います。みんな本当に上手い。
衣装やメイクのおかげとはいえ、本当に大人っぽいし、逆に大人には出せない雰囲気が独特の世界観を作り出しています。

マフィアの抗争の武器がクリーム銃と訳されていましたが、ネットレビューを見ると漆喰という言葉も。
DVDでは翻訳が違うのかな?
映画のシーンで出てきた名称は「Splurge Gun」
ネット翻訳したら「散財ガン」なんて出てきちゃって意味不明。「見せびらかし」の方が合ってる?
英語でググると、この映画の銃のレプリカがたくさん出てきます。
ということは、造語かな?

子供の頃に見た時は、パイ投げやこのクリーム銃の弾が顔に当たると死んでしまう?(以後のシーンには登場しなくなる)という設定に衝撃を受けました。

特に新しい武器を開発中に失敗しちゃったシーンは結構ショックだった。
でも、本当に銃の打ち合いをしていたら、この雰囲気は出せませんからね。子供を使う意味もなくなる。

逆にすごく微笑ましいのが、乗ってる車がすごく小さくて、チェーン駆動のペダルカーだということ。
それなのにデザインはしっかりとクラシックカー。これ本気で欲しいです。

ミュージカルシーンの歌は残念ながら吹き替え。雰囲気がいいのにちょっと残念。

ギャング映画には名作がたくさんありますが、これも忘れてはいけない名作だと思っています。

監督 アラン・パーカー
出演者 ジョディ・フォスター


(ジャンル:映画) 2017年:(27)


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