What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

フジミ フェラーリ F40 (2)

2014年01月26日 14時54分11秒 | フジミF40
映画ネタばかり続きましたが、久しぶりのカーモデルです。

「何とか1月中に完成させるぞ!」とボディカラーまではパパッと進みました。
クリアがけを済ませて中研ぎ、オーバーコート。
ボンネットの面積が広く、オーバーコートが上手くいかなくて多めに重ねたので、再度研ぎ出し。
これがちょっと賭になります。

中研ぎ後のオーバーコートは必要最小限のクリアしか塗装しないので、研ぎ出しでクリア層を突破してしまうと、下地までいかなくてもペーパーがけした層が出てきて艶に差がついてしまいます。
コンパウンドで直そうと思っても、泥沼にはまるんだよね。

塗装が上手くいけばコンパウンドのみでも綺麗になりますが、今回はユズ肌が出てしまいました。
ペーパーの2000番、ラプロスの6000、8000番で削りすぎないよう慎重に表面を整えます。

その後はクレオスのコンパウンド細目、ハセガワのセラミックコンパウンド。
綺麗に艶が出ますが、磨き傷が残る感じ。タミヤの粗目を使った方が良かったかな?メーカーが混ざると、番手の順序が難しくなります。

試しにハセガワのコーティングポリマーをかけたら綺麗になったので、OK!
完璧な鏡面ではありませんが、パッと見て問題はないでしょう。

続いて、窓枠などの塗装。





このマスキング大変でした。3時間かかりました。普段の1.5倍ですね。
窓枠だけじゃなくボディサイドのラインなども一緒にやったので手間がかかりました。

テープを剥がすのも時間かかりましたね。
はみ出しはほんの少し。コンパウンドで綺麗になりました。



昼間に工作机で写真を撮ると、窓からの明かりで変な色になっちゃいますね。

「赤いボディカラー」の比較をしようと並べてみたのですが、


これもちゃんと写らなかった。新しいカメラは赤が苦手みたい。勝手に補正しちゃって、違いがわかりません。肉眼では4台とも全然違うのですが。

左から、
1.白下地にスーパーイタリアンレッド(クレオス)
2.グレーサフ、ピンク、ハーマンレッド、スーパーイタリアンレッド
3.グレーサフ、ピンク、ハーマンレッド
4.グレーサフ、ハーマンレッド

さすがに一番右のテスタロッサの発色は悪いです。
白下地にすると、ピンクっぽいというか発色が良すぎるのかもしれません。
好みの問題かな?明るい赤にするならば白下地ですね。
(あ、白、ピンク、スーパーイタリアンレッドの512BBを並べるのを忘れた)

塗装の厚みの問題もあるし、今回のF40はかなり塗装を重ねたので、よーく見ると黒ずんでいる部分もあります。

赤塗装はやっぱり難しい。
赤いクルマは格好いいんだけどね。

(フジミ フェラーリ F40)