What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

北海道弁?

2010年12月10日 21時14分45秒 | そのほか
アストンマーチンは窓枠などのメッキ部分をマスキング・塗装したら、塗装の一部がやられました。やっぱりサフ無しだと定着してないんですね。

剥がれた部分が目立たない部分だったので、残りの部分は慎重にテープを剥がしました。ギリギリセーフ。

ただし粘着力を弱めて対策していたリアエンブレムの一部が欠けました。
テープを一晩水に漬けてみましたが、剥がすときに木っ端微塵のバラバラに。
あきらめてエナメルのフラットアルミでタッチアップ。
色味は誤魔化せましたが、段差がクッキリ。このあともうちょっと塗装を重ねてみますがデジカメでアップの写真は無理っぽいです。


そこで模型更新ネタがないので、ツイッターで気になった「言葉」について。

「こちょばい」ってわかりますか?

道産子の私はバッチリ通じますが、子供の頃はさらにちょっとなまって
「こちょばしぃ」っていってました。微妙にニュアンス違うんですけど「くすぐったい」という意味ですね。

「くすぐる」は「こちょばす」になります。でも最近使わなくなってきたかなあ?

命令形も変です。「すれ!」になります。「お前○○すれ!」みたいな感じ?
受け身は「さる」なんですが、使われ方が変で、
「それちゃんと洗わさってないっしょ!」などになりますから、国語の文法の授業ではクラス全員がパニックになります(笑)正しいのは何でしたっけ?(私、文法は大の苦手です)

有名な「なまら」にも段階があって(ただし北海道の中でも超ローカル)
「なまら」 「なんまら」 「むだら」 の順に強くなります。

「むっだらすげぇべやぁ!」が最上級でしょうかww

私は母親の実家が浜言葉なんで、ちょっと違うのかもしれません。道内の友人にも通じないことが多かったなあ。子供の頃普通に使ってたつもりだったんだけど。


今回のマスキングテープを水に漬けておいたのも、北海道弁でいうと・・・・・・

「マスキングテープをうるかしておいたから、そろそろ剥がれるべか?」になります。

「うるかす」というのは、イメージでいうと、食事後のご飯粒のついた茶碗を水に漬けておいて、固まらないようにする。もしくは固まったご飯粒を水でやわらかくする。という意味でしょうか?「ふやかす」というのがちょっと近いかな?


他にも色々あるけど、話す相手がいないとなかなか出てこないね。
「ゴミをなげる」とか「手袋をはく」というのも有名ですね。中学とか高校の掃除当番では「ゴミなげジャンケン」があります。本州からの転校生が本当に「投げて」先生に怒られるというのは実話なのでしょうか?ww


私の中での「キング・オブ・北海道弁」は

「いづい」 (「いずい」かな?)

です。

これは標準語に直らないです。「しっくりこない」「ムズムズする」「何かが挟まってる」その他色々混じり合ったようなニュアンスですねえ。
でも文字にして気になったんですが、「いづらい」から来てるのかなあ?「疼く」っていうのも近いかな?
北海道弁はあちこちの方言が集まったものだから、ルーツがどこかにあるんでしょうね。
津軽弁は聞き取るのは無理ですが発音が似ているので、青森に行ったときはわずか数日で訛りがうつりました。
ですが、群馬に住んだときは初めて聞くアクセントに違和感があり、しばらく苦労しました。北関東の言葉は未だに不思議な感じがします。

山形に行ったときは、仕事の話しをしているのに固有名詞さえ聞き取れず、同時通訳をしてもらいながらの仕事になりました。鹿児島出身の人も通じなかったなあ。

狭い日本なのにね。面白い。

そんな方言もちょっぴり流行ったりしているものの、日常の会話では使わなくなってきた感じがします。
今の子供に「じょっぴんかっといて」(鍵かけといて)といっても通じないもんね。「でれっき」(石炭ストーブで使う鉄の棒)や「じゅうのう」(石炭をくべるための片手スコップ)も家庭にはもう無いし。


これを書いてるだけで、子供の頃の記憶がよみがえってきました。言葉ってすごいですね。