けやき学童クラブ

港北区にあるけやき学童クラブのブログです。対象校は篠原小学校、篠原西小学校。自然豊かな場所でのびのびと過ごしています。

保護者の声 Part6

2020年11月28日 | 保護者の声・児童の声・OB/OGの声

保護者の声 Part6です。

 

早朝保育・初めての夏休みの思い出

 

けやき学童入所は決めていましたが、入所前に、スーパーでの買い物中に、当時のけやき学童保護者会の会長さんに「今、夏休みなどの長期休暇中に朝8時から保育をする早朝保育の制度を作ることを検討しているんだけど、入所してきたら、利用する?」と声をかけられました。「はい。」とサラリと答えたものの、内心は「えっ!?じゃあ、今は通常の出勤に間に合うように出かけると、子どもは家に置いて出るしかないの!?」と驚きました。私の直面した最初の「小1の壁」でした。

幸い、入所までにけやき学童には「早朝保育」の制度ができ、1年生の夏休みには毎日のように早朝保育を利用しました。

そして、夏休みはお弁当作り。夏の暑い盛りに突然、始まった不慣れなお弁当作りは「お腹を壊さないように」と大変、神経を使いました。8月のお盆休みのころにはクタクタ。そんな時、支援員さんがそっと笑顔で、「1年生が一番つらいの。初めてのお弁当。子どもはまだまだ手がかかる。でも、これさえ乗り越えたら、この先は頑張れるから。もう一息よ。」この言葉にどんなに癒されたか。忘れられません。

後で聞かされたのですが、その年の早朝保育のヘビーユーザーは我が家。我が子のための早朝保育だった日もあったそうですが、子どもは支援員さん独占の時間を楽しんでいたそうです。私には夏休みに気が付く余裕はありませんでした。

 

6回にわたり現役の保護者の皆様『学童に入ってどう思ったか』を語って頂きました。

支援員も初めて聞くお話もあり、「そんな風に思っていたんだ~」と改めて学びました。

学童を検討中の皆様にもご参考になれば幸いです。

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保護者の声 Part5

2020年11月21日 | 保護者の声・児童の声・OB/OGの声

保護者の声 Part5 です。

 

『学校でもない、家でもない居場所』

 

下校してきた我が子が、支援員さんの「お帰り。」の一言に、答えもせず素通り。うっかりすれば、足を払ったり、お腹にパンチ! 明らかにイライラしている様子で帰ってくる時があるとのこと。そんな時は「お母さん、お仕事、忙しそうなの?」と聞いてくださると、大抵、図星。「先週も行ったくせに、今週も土曜日、仕事なんだって!つまんない!!」といった答えが返ってくる。その時は普段はない私の土曜出勤が続き、バタバタしていたことがご不満だったらしい。

「わかりやすいんです。お母さんがお仕事で忙しい時はご機嫌悪いんです。でも、学童から帰るころには、ご機嫌、直して帰るでしょ。ここで気分転換しているみたいよ。だから、時にはパンチ!らしいの。」

子どもは学校から家へ帰る間の学童で、他では見せない姿を見せていたようです。子どもにとって、けやき学童は学校とも家とも違う安心して本音を言える場所のようです。

そして、支援員さんに「知らなかったでしょ!?」と言われ、その日もまた、親子でけやき学童に助けられていることを感じた瞬間でした。

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保護者の声 Part4

2020年11月08日 | 保護者の声・児童の声・OB/OGの声

保護者の声 Part4になります。

 

いろいろな仲間

 

学校ではリーダーを務めたりするほうではない我が子も、けやき学童では、上級生になれば、高学年会議を行い、班編成やルール決めをしたりし、行事の企画・運営の中心となって行動しています。遠足では下級生の手を引き、一緒にお弁当を食べたりもしています。そんな中で、我が子の口から出た言葉は、「僕も上級生に手伝ってもらってきたんだ。面倒見てもらったんだ。だから、今度は僕が上級生として下級生を助けるんだよね。」と言います。兄弟も少なく、異学年で交流することも少なった昨今、けやき学童で過ごしているからこそ、経験することではないかなと思うとともに、我が子がちょっと立派に見えた出来事でした。

また、けやき学童には、ダウン症や自閉症などの仲間もいます。1年生の時から一緒に過ごしてきているせいか、彼や彼女のペースを守って共に行動することもできれば、一生懸命物事に向かう姿に学ぶこともあって、助けたり、助けられたりの仲です。

けやき学童で、多くの人と出会い、仲間のことを思いながら過ごすことができているのではないでしょうか。家庭ではなかなかできない経験なのかもしれません。

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