写真日記

日々の出来事や昆虫などの生き物や 植物 風景などの写真と、感じたことなどを綴っています

日本人の食

2011-07-07 21:55:26 | Weblog

今日も南風と雨の1日になったが、蒸し暑さが少ないのが救いだった。
午後に高原へ行ってきた、今日はどこへ行っても同じような色調だ。



高原から流れてくる谷川も増水している。



これでも本流よりは濁りが少ない。

火曜日だったと思うが、NHKFMの大貫妙子さんの番組で、フーズ&ヘルスを研究されている幕内秀夫さんという方が出演されていて、現在の食の問題点をいっぱい語っていた。

今の日本には食べ過ぎる食品が多すぎる、食の快楽に行き過ぎている。
原因はDNAに入っている飢えの恐怖の反動だという。

色々と便利な電気製品や道具が開発され、消費カロリーが減ったのに、摂取カロリーが減らせないのが問題で、腹八分目が理想だが、饅頭やケーキを見ると止められなくなる。

現在は効率を優先するため、精製しすぎている、保存しやすく、加工しやすくするため、虫が付きやすい全粒粉は好まれず、ミネラルのあるところは取り除かれ、真っ白い粉で流通する。

小麦やトウモロコシの輸入が多すぎ、日本の伝統食、風土から離れすぎていて、元々食の豊かだった日本が、世界の米びつに手を突っ込んでいる、世界の飢餓に日本が貢献している。

石油をいっぱい使って世界から食物を運んでくる必要があるのだろうか?

栄養のバランスを考えた食事をしなさいなんていうのは、戦後に言われ始めたことで、アメリカから吹き込まれたようだ、パンや牛乳を食べる学校給食を始めさせられたのも、たぶんアメリカ製だ。

大事なのは身近にある 水 米 イモ 野菜 魚 この順で重要だそうだ、輸入が必要なものなんて無い。

遺伝子組み換え品種は、アメリカが日本に申請を出していて、農水省が検討中だが、これは育てても種が出来ないので、毎年種を買わなければいけなくなり、日本人の胃袋まで支配しようとしている、こういう話でした。


被災者は充分頑張っている、頑張っていないのは政府と国会だけだ、がんばろう なんていうキャッチコピーは止めて欲しい。