写真日記

日々の出来事や昆虫などの生き物や 植物 風景などの写真と、感じたことなどを綴っています

ラジオ

2008-10-28 20:34:03 | Weblog
写真日記ですが、たまには 写真なしがあってもいいか。

今日は 体調悪くて休みにしたので、ベッドの中でラジオを聞いていた。
たまたまですが、国会中継だった。

自民党や民主党の議員さんの質問などは、普通にマスコミ、大新聞にも出てくると思うが、共産党や社民党の質問内容はあまり出てこないと感じるので書くことにした。

インド洋に給油艦を派遣する法律の延長の審議だったと思う。

自民党の議員さんは、前回 法律の期限切れで帰ってきた艦長さんの話しをされていて、途中帰艦は残念だった と、この活動に出動する前には、指揮官が補給活動の意義を何度も説明し、隊員の志気を上げて行くのだと。

危険を伴う活動なので当然とは思うが、国会でとくとくと言わなければいけない話しでもないと思った。

でも そこまでして志気を上げなければ行けないということは、本来任務とは違う特殊任務だからだろう。

軍事攻撃ではテロを無くせないというのが、世界でも共有される論理になってきている現在、自国防衛が任務の自衛隊員を暑くて危険なインド洋に行かせる理由は希薄になってきたと思う。

共産党の井上哲士議員は、アフガニスタンの大統領や議会が、アメリカ軍による空爆は、一般人の被害も多いので、止めてくれと、去年から何度も要請していると言っていた。

軍事攻撃ではテロは無くならない、そうだと思う。

空爆で民間人をいっぱい殺しても、誤爆と言ってごまかしてしまうアメリカ軍。

殺されたアフガミスタンの民間人の家族 友人はどう思うのだろうか?自民党の議員さんやアメリカ政府に、こういう視点は無いのだろうと思う。

こんなめにあったアフガニスタン人が、テロリストになっていってもおかしくはないと感じる。

自爆テロを実行する人は、爆撃などで身体に障害を持った人が多いとも言っていた。
暴力が暴力を生む 悪の連鎖 が起きているということだ。

空爆を続ける限り この連鎖は止まらないだろう。

こういう質問にたいして、麻生首相は、国外に出ていた難民が帰ってきている数字と、学校へ行ける子供が増えたという数字を出して、現在の作戦の有効性を認めていて、空爆する爆撃機の発艦する空母への給油は続けるという。

社民党の山内 徳信議員さんは、この活動を止めるという選択肢は無いのか と問うていたが、答えは否だった。

山内 徳信議員の質問の中に、2002年、麻生首相が政務調査会長の時、沖縄で、辺野古海岸の、ジュゴンも住むさんご礁は残すべきだと発言したと書いている沖縄の新聞を紹介していた。
新しく作らなくても、今あるものを有効活用したら良いとも言っていたという、総理大臣になった今、どうしていくのかな?