↓ に書いた先生からのメールには、感謝するとともに、ちょっとつらい記憶を思い出した。
おひさまが年少さんで私立幼稚園に通っていた頃、
ちょうど今くらいの季節、嘔吐下痢症が幼稚園で大流行して、
うちでは、娘がかかったけれど、おひさまは元気だった。
そして、おひさまの担任の先生から電話がかかってきた。
「私もかかってしまったみたいでお休みしたいんですが、おひさまくんは明日は幼稚園、登園されますか?」
自分が休むのに、おひさまがいると不安なんだろうな。
「・・・いえ、娘もかかっていますし、用心に明日はお休みさせますね。」
「よかったです~」と、ほっとした先生の声に、
おひさまの存在は、この幼稚園で邪魔なんだなあ・・・って、ただただ悲しかった。
「おひさまくんのせいで、あひるぐみさんには負けたくないんです!」
と、生活発表会のお遊戯の練習の時にも言われていたし、
担任がクラスの全責任を持つ。。。みたいな私立幼稚園だったから、先生もすごく大変だったんだろう。
(副担任の先生も補助の先生もいたんだけれどね。)
でも、あの時の、幼稚園での経験がなければ、
私は、おひさまが障害児であることすら認められないで、なんとか普通に追いつくように・・・と必死な状態から抜けられなかったし、
夫が、本当に何かあったときには、きちんと冷静沈着に大人として、相手と対峙してくれることも知らなかっただろう。
結局、この幼稚園で頑張ることは出来ずにに逃げてしまったけれど、
だからこそ、仲間にも出会えた。
あの頃があるから、今がある。
明けない夜はない。
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