僕とわたしの歩く道

日々のいろんなことを。。。

つら~い記憶

2011-01-26 14:31:35 | 自閉症が辛かった頃

↓ に書いた先生からのメールには、感謝するとともに、ちょっとつらい記憶を思い出した。

 

おひさまが年少さんで私立幼稚園に通っていた頃、

ちょうど今くらいの季節、嘔吐下痢症が幼稚園で大流行して、

うちでは、娘がかかったけれど、おひさまは元気だった。

 

そして、おひさまの担任の先生から電話がかかってきた。

 

「私もかかってしまったみたいでお休みしたいんですが、おひさまくんは明日は幼稚園、登園されますか?」

自分が休むのに、おひさまがいると不安なんだろうな。

「・・・いえ、娘もかかっていますし、用心に明日はお休みさせますね。」

「よかったです~」と、ほっとした先生の声に、

おひさまの存在は、この幼稚園で邪魔なんだなあ・・・って、ただただ悲しかった。

 

「おひさまくんのせいで、あひるぐみさんには負けたくないんです!」

と、生活発表会のお遊戯の練習の時にも言われていたし、

担任がクラスの全責任を持つ。。。みたいな私立幼稚園だったから、先生もすごく大変だったんだろう。

(副担任の先生も補助の先生もいたんだけれどね。)

 

でも、あの時の、幼稚園での経験がなければ、

私は、おひさまが障害児であることすら認められないで、なんとか普通に追いつくように・・・と必死な状態から抜けられなかったし、

夫が、本当に何かあったときには、きちんと冷静沈着に大人として、相手と対峙してくれることも知らなかっただろう。

 

結局、この幼稚園で頑張ることは出来ずにに逃げてしまったけれど、

だからこそ、仲間にも出会えた。

 

あの頃があるから、今がある。 

 

明けない夜はない。

 

 

 

 

 

 

 

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