学習発表会、4年生には「白っぽい服装で」という指定があり、
当日、おひさまは、白いTシャツに黒いジャンバーを着て小学校に行きました。
寒かったしね、ジャンバーを着たまま体育館にいて、開会のあいさつ、1年生、2年生・・・と見学していたおひさま。
「つぎは4年生の発表です。4年生 起立!」
さっとジャンバーを脱ぎ、その場に置いて前に出て行きました。
おお~っ!!先生もそばにいなかったし、誰からも何にも声かけられている様子もなかったのに、
そうして、さっとジャンバー脱ぐんだ~っ!!その姿だけで、涙ぐみそうになりました。
この間、下関に行ったとき
いつも、お出かけのときは、自分の荷物は自分で準備しなさいよ!って、子どもたちには伝えていて、
今回はポータブルDVDとお弁当を入れたリュックを持って車に乗り込んだおひさま。
DSは?とかポータブルDVDなら他のDVDも持って行かなくてもいいの?なんて言いたくなりますが、
余計なお世話だと思うし、今回忘れてイヤだったら次回から自分で持って行くと思うので、荷物のチェックはもうしていません。
それがね~
帰りに、「ジャーン、かっぱえびせん!」とリュックの中からかっぱえびせんを取り出して。
そういえば、前日のバザーのお菓子袋に入っていたかっぱえびせん、「明日持って行く」とか言ってたなあ。
本当にちゃんと自分で入れてたのね(^^)とびっくり。
「おひさまってさ~、ホント、自分のことは何かちゃんとしとうよね~」と娘。
ちょっとちょうだいよお~と、2人でおひさまにたかって、1本ずつもらいました。
子どもに障害があると、「将来の自立に向けて・・・」とか「親亡き後も考えて・・・」とか、よく言われます。
でも、
自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する。
何でも一人で出来るとか、稼げるとか、一人暮らしができるとかではなく、
それが「自立」だと教えてもらいました。
だから5歳なら5歳としての自立。10歳なら10歳として自立。
今、自立できていて、将来の自立があるんだと。
おひさまが、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する。
私はただ、その邪魔をしないようにしなくっちゃ。