KELLY'S GONE GONE

ケリゴー☆旅ニッキVer.

パタヤへ来たぞ 2006/9/28 後半

2007年01月24日 | Weblog
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ビーチは6時に閉まるので(あとはハッテン場と化す)
いったんホテルへ戻ってシャワー、着替えて夜の街へ。

スーパーの中の食堂は屋台より高いが、外国人向けなので感じがいい。
どこでも頼むのが「グリーンカレー」タイ語で「ゲーン・キョウ・ワン」
(好物と挨拶はタイ語で言えるようになった)

牛肉文化がないせいか、ステーキは間違いなくまずい。
ピザはトマトソースでなくケチャップがかかっててまずい。
ケンタッキーはなんか硬くてパサパサだし。
アイスのトッピングにとうもろこしがのってるし。

「残すのがマナー」らしいので何品か頼んで・・たいらげる。笑
何食べても美味しいんだもん、タイご飯。

ぶらぶらしながら繁華街へ。
ゴーゴー・バー(下記説明参照ください)に行こう。
ほぼ毎日「ビーチで昼寝→町散策→ゴーゴーバー→屋台飯」で過ごす。
おっさんや。笑

    

最初のホテルからの眺め  日本で販売不可らしい   焼物屋台。いい匂い

ゴーゴー・バーとは

  米軍が持ち込んだアメリカ文化。

  中央ステージで裸に近いお姉ちゃん(or お兄ちゃん、ニューハーフ)
  が棒につかまってだらだら踊ってる。
  曲が変わったら棒を移動。
  くるくる寿司のように回転し売れ残るとまた1から。

  客は1杯300円~(店の売り物によって値段が変わる)の飲み物を
  頼んでゆっくり品定め、気に入った子がいれば席に呼んで交渉。
  折り合えば店外に連れ出しデート。
  この時にお店側にいくらか払い、ショートか泊りで連れ出す。
  ホテルに連れ込むときは「持ち込み料」をホテルに払う。

  元気な娘さんはさっさと終わらせてまた店に戻る。
  私が話した女の子は「今日は7人とったから疲れたぁ」と言ってた。

  合間にショーもあるので、見るだけの客も多い(女性も歓迎される)
  勝手に同席して「飲み物おごって」と言うが断ってもOK。
  実際には口をつけないが、代金は彼女(彼)らのTIPになる。

  すごくエグい店もあるけど、バンコクに比べてパタヤはおとなしい。
  特にボ-イズ・ゴーゴーはダンス・ショーがメインで楽しい。
  私はショーの時間に合わせて通ってた。
  その間は営業活動に来ないからゆっくり楽しめる。
  
  私が買わない客と分かってからは店が放っておいてくれたので、
  ウェイターやボディガードと世間話をしたり毎晩楽しかった。

  でも踊ってる男の子は「女性に買われる方がいい」んだって。
  お金のために勤めてるけど、客のほとんどは白人オヤジ。
  世界中のゲイを見たよ。勉強になった。    

パタヤへ来たぞ 2006/9/28 前半

2007年01月23日 | Weblog
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パタヤで目覚める。
窓から楽園を見下ろす。
ホテルのビュッフェでタイご飯スタート。
もう何を食べても美味しい。

ソンテウ(乗合バス/区間に応じて料金が決まってるけど、人がいないと
チャーター扱いになるので気をつけないと。料金表発見して撮影)
に乗って10分ほどの静かなビーチへ行く。

タイ人は10B(30円)の距離だけど、外国人はそれ以上払うみたい。
降りる瞬間まで場慣れした様子で(どんな様子だ)バスに揺られ、
タイ人の顔で(どんな)10Bを運転手に握らせ、降りる。

このジェムティン・ビーチの一番奥はゲイ専用ビーチ。
「ゲイが世界中のゲイを集めるために作った」らしい←西原理恵子談
わざとそこに入ろうとすると、ビーチチェア貸出し屋のおばちゃんに
「そこはMEN ONLY」と笑いながら手招きされ、そこに席を借りる。

うとうとしながら世界のゲイを観察していると、いろんな物売りが来る。
いらないよーと言っても笑顔で返してくれて、気持いい。
ここらがバリと違うところ。
ヒンズーと仏教の違いだろうか。

食事2品、ビール2本、カニエビなど食べて夕方精算すると約900円。
太陽が動くのにあわせて1日中パラソルを傾け、濃い日陰を作ってくれる。

  

黄身が濃くて美味しい    乗合バス料金表     ビーチで食べたご飯


  

チェアを借りて寝転がる  いろんなもの売りに来る   カニとエビ食べた

ここまでで9/28半日分。
残り半日分はまた明日更新します。

パタヤへ来たぞ 2006/9/27 関空出発→到着

2007年01月18日 | Weblog
学校を終わってからダッシュで新幹線に乗る。
早くチェッックインすれば希望の席もリクエストできるので、急ぐ。
結果的に4時間も早く着いてしまった…

カウンターで窓際の後部座席をリクエストする。
「あいにく本日は満席で」
「じゃあなるべく後ろの通路側をお願いします」(トイレに近いから)

機内は後ろに行くほど列が先すぼみになっていき、最後には2列席になる。
最後尾の私の隣は空席だった。
ということは2席全部私のもの。横になって眠れる。やほーい

風邪気味なのでスチュワーデスに薬をお願いした。
直後、機内アナウンスで「お客様でお医者様はいらっしゃいませんか!?」
あちこちから手があがる。
世の中にはこんなに医者がいるのか!

「なんだかオオゴトになっちゃった…」とビビったが、勘違い。
本物の急患がいたらしい。ほっ。
スッチーさんからルルゴールドとお水をもらってスヤスヤ休みました。

しかし、お医者さんってかっこいいなあ。
「お客様の中で簿記が出来る方」「エクセル得意な方」なんてないもんなあ。

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23:00 タイ ドンムアン空港に到着


着いたからといって着いたわけではない。
係員さんも眠いのかお国柄か、入国審査に異様に時間がかかる。
機内荷物を受け取って滞在費数日分の両替をする。

ここまでで着いてから1時間半以上経過。
お迎えのタクシー運転手が不安そうにプラカードを持って待っていた。
さあ、彼がタイのお友達1号(予定)よ。
思いっきり笑顔で「こんにちわ!」と走り寄った。

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運転手さんに「英語か日本語を話しますか?」と聞くと「×」とのこと。
そんで、私はタイ語が話せない。
というわけで「お友達作戦1」は即・終了。

パタヤまで高速で2時間。会話がないままタクシーは爆走。
運転手はしきりにため息をついたりペットボトルの水を飲む。
私も暗闇をながめながら水を飲む。
フタを開けるたびに、お互いビクっと緊張しながら無言のドライブ。

なんだか哀しくなってきた頃、やっとリゾートぽい景色が見えてきた。
アジアへの旅行は深夜着が多いのだけど、本当に気分が滅入る。

ハワイ旅行なら太陽と海とアロハのお出迎えでワクワクするけれど
下品なネオンだけが光る深夜の歓楽街、いうのはとてつもなく萎える。

やっとホテルに着いた。
ここで運賃を現金精算。

タクシー代1500B(4000円)日本の代理店で予約したので高い。
(帰りのタクシーは現地申し込み。新車の日本車・通訳付で半額だった)

チップに100B(270円)こんな金額でも熱心な仏教徒のタイ人は、
丁寧にワイ(合掌)して笑顔で受け取ってくれる。
この一瞬にああ、タイっていいなあとほっとする。

繁華街に近い、中級ホテルを予約したのだが…

中国人経営のホテルで、部屋は広いが施設もサービスも並以下。

物価が安いタイでは宿代をどこまで節約するかで滞在費が変わる。
安いから居心地が悪いということは無く、みんな親切で外国人に寛容だ。

でもこのホテルに1週間いる気にはなれない。
他のホテルを探して移ろう。

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翌朝、15階の窓から街を見下ろす。
何軒か「プール付で清潔そうで小綺麗な」ホテルを物色。
早速歩きまわって各ホテルの部屋を見せてもらい、値段を聞く。



条件は「部屋から海が見えること」と「MTVが映る」こと。
新築は値段が高い、海が見える部屋は長期滞在者で埋まってる。

最終的に「A&A」というホテルのスタッフが気に入り移動する。
1200Bから750Bへ部屋代↓DOWN
見学時とは違う見晴らしのいい部屋へ案内される。
ベットから寝たまま海が見える。こっちのほうがずっといい。

快適な居場所が確定したので、やっとバカンスモードになる。
さーて、まずはやみつきタイご飯から始めねば。

パタヤ行くぞ その③

2007年01月18日 | Weblog
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旅の準備編最終。

出発前に必要だったお金
 ・JAL往復(便指定) ¥39000 いわゆる格安航空券。定価の1/4くらい。
 ・燃料が高いので割増 ¥7000 高い。 
 ・関西空港使用税   ¥2600 世界一高い関空。
 ・関空までの旅費   ¥30000 ・・・もう1回タイ行けるじゃん。

初日の宿と送迎は念のためタイの日系代理店にお願いする。
 ・タクシー代(チップ込み)1600B(4300円)
 ・ホテル(中級の団体客用)1200B(3200円)

着替え、洗面用具、日焼け止め…
エクセルで「持ち物リスト」や「日程表」を作る。
ここらへんはA型のおうし座らしい。
前日に徹夜で荷造りが常なので、出発時にはたいてい風邪をひいている。

帰りには行きより荷物が軽くなるのが自慢。
毎回とても重宝するモノを記しておきます。
全部100円以下~タダなので捨てても惜しくないよ。

☆アルミの針金
 ねじれば簡単に切れるし自由に形を変えれるので、ハンガーにしたり
 洗濯物、狭いトイレやシャワー時フックに、荷物固定にとお役立ち。

☆ガムテープ
 そのままではかさ張るので「裏返して」数メートル分小さく巻く。
 洗濯物用カーテン固定(写真参照)
 荷造り、ゴミまとめ、服のホコリ取りなどに。

☆ゴミ袋
 服を詰めてギュッと押せば圧縮袋に、洗濯物をクーラーの送風口に吊るし
 切り開いたゴミ袋で囲めばプチ乾燥室になり速乾。
 砂浜で荷物や服を入れる。雨のとき穴あけてレインコートにも。

☆メイク落とし洗顔料(ビオレとか)
 日焼け止めもすっきり落ちる。
 これで体も洗えばなぜか日増しにお肌しっとりでいい感じ☆洗濯もOK。

☆ジップロック
 海へ入るとき現金や貴重品を入れて水着に挟む。ほんとに濡れません。
 膨らませて浮き袋としても使えるし、料理の持ち帰りにもOK。

☆フィルムケース
 カメラ店でタダでもらえます。
 密閉性が高いので調味料、アクセサリー入れに。

☆ふえ(おもちゃので充分)
 タイタニック観てから「やっぱいるよな」と護身用に常時携帯。

☆立体マスク
 ほとんど顔半分を覆うので乾燥対策にGOOD。
 風邪引かないし湿気でお肌がしっとり♪

☆これは捨てて帰らないけど「クレジットカード」
 身分証明書代わりにもなります。

 外貨があまった場合、円に両替するとかなり目減りします。
 最後に空港の免税店や機内販売で現地通貨をすべて出し「残りはカードで」
 と言えば最小単位のコインまできれいに使い切れます。
 イヤな顔をされたことは一度もありません。
 そういう規則があるそうです。
 エラーが起きて使えないこともあるので2枚あると安心かも。

パタヤ行くぞ その②

2007年01月18日 | Weblog
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なんでパタヤビーチ?

…笑う犬のコントで「パタヤビーチへヨウコソ!」というのがありました。
詐欺師タイ人親子が日本人観光客をだまして10円ガメようとする話。
これを見て「行って見たいな」と思ったのがその1。

山田詠美のエッセイで「パタヤビーチの退廃的な終わってる感じが好き」
というのを「サライ」で読んだのがその2。

西原理恵子の鳥頭紀行の「WHOが認めた世界最悪のリゾート編」がその3。

みんなが悪く言うものほど見てみたいと思うでしょう?
バンコクとプーケットは何度か行きましたが、
パタヤは情報自体が少なく行くチャンスもありませんでした。

しかし、前回ためしに訪れてみたら・・・
世界中のすべての美味しい部分を凝縮した街。
ダサいハワイのような田舎の歌舞伎町のような、かつビーチの街。
私のように不衛生な環境もOKな人なら
さらにパタヤは天国です。

生きているうちに、ハワイとラスベガスとタイは経験して欲しいです。

パタヤ行くぞ その①

2007年01月18日 | Weblog
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1年以上前の記憶と写真で新ブログ作りました。
こちらもANOTHER SIDE OF ケリゴーとしてよろしくお願いたします。

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2006年9月
学校が行事の都合で「夏休みでもないのに1週間休み」になった。

私はタイにハマりまくりで禁断症状まで出るほど。
深夜便で出発すればその日にタイへ着く。
時差はわずか2時間。
翌日から3日間滞在して、深夜便で帰国すれば翌日の朝には日本へ帰れる。
物価も安いし3連休があれば充分堪能できるパラダイス、それがタイ。

今回はひとりで心細いのでパッケージツアーを利用することにした。
「初登場!パタヤビーチツアー」があったからだ。
もともとは米軍基地の慰安用で、観光地ではなかったからかな。

しかしホテルはツイン利用が基本なので、1人参加は部屋代が倍になる。
試算してもらうと旅行代金が15万円近くになった。
他の代理店にも問い合わせてるうちに時間切れ。
「もう席がありません」

実際は飛行機も席もホテルの空室もある。
しかし、大手代理店は出発日が近づくとそれを手放して
二次代理店に投げ売りする。
さらにせっぱ詰まるとさらにその先へ…という具合に、どんどん安くなる。

旅慣れた人ならそれを利用して賢い旅行計画たてるんだろうけど、
私はミーハーでど素人だ。
悩んでHISに電話してみた。

ここで偶然電話がつながったスタッフが幸運の女神さま。

「航空券の格安が出てますので、これを使われてはどうですか」
正規代金14万円のJAL航空券が3.9万円。いきなり1/4かあ!!
ホテルは自分で探せば1週間でも1万円以下。
安く見ても1/3で旅行できる計算だ。

問題点がいくつか。
(パタヤは空港からバスで2時間かかる)
 ・深夜着チケットなので着いてから宿を探すのは不可能
 ・帰国が早朝便なので移動が不便(公共機関が使えない)
 ・私はタイ語が話せない
 ・かといって英語もろくに話せない
 ・移動に便利なのはレンタルバイクだが、運転できない

一晩考えたが、すんごいバカでも世界中を旅行してる時代である。
まずはやってみよう!
翌日「私、やってみます!」とHISに電話した(笑われた)
もう出発まで4日。ファイナル・カウントダウン。