バラ色の日々。

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追いかけなくても，その日々を想うだけならいい。

楽しかったこと，嬉しかったことだけ想い微笑んでもいいでしょう。

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もう老化で末期の猫「ちゃお」が，ここ数日ガリガリの姿で巣箱から出る。

私をみて「あのー嫌なんだけどー注射とかまだですよね」みたいな感じ。

注射は一人では難しいけど，何とか終わると
「皮下場所違うし，痛い。ぷんぷん」とか言いながら，それでも付いてくる。
ごはん一口食べて，巣箱に戻り，ゴロゴロ。

死期が近い時にゴロゴロ言うんだって。ありがとうって。
今も横にいるけど鳴いてる。　背中が痩せたなあ，撫でながら穏やかな気持ち・・

あなたと出会ったのは田んぼの中に落ちてたのを拾ってからだねえ。
たそがれて背中向けてたあなたを抱き上げたら。汚くて痩せてた。

それから25年，それもバラ色の日々でした。　
もう鳴かないでいいから眠ってね。　

次はあなたが人間で私は猫。拾って可愛がってください。