日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

久しぶりに福岡に還る(3)

2008-09-19 00:22:44 | 福岡
そういえば、佐々木倫子の漫画で、蛙の語源は「帰る」であり
云々というのがあったなあ、とタイトルを見てふと思う。
福岡や九州というのは僕にとっていつも帰る場所なのだ。

さて、半ば宴会のような夕食で歓迎されたあと、翌日、
日曜は地味に荷物の整理。フランスからでかいダンボール箱で
3箱、服やら本やらCDやら送ってきたんだけど、それを
実家に残すやつ、東京にカバンに入れてもって帰るやつ、
あとで宅急便で親に送ってもらうやつ、と選別をする。
玄関の近くの応接室にこもり、ほぼ日中を費やす。全然終わらない。
そのうち夕方になったので見切りをつける。
せっかくの福岡の休日なのに、俺は天神にも行ってないし、
ラーメンすら食ってねえよ!自宅で荷物整理だけ???

とごねたので、親が近所の一応、筑後一宮と言われている(多分)
高良山の高良大社に連れて行ってくれた。別に神社仏閣に興味が
あるのではなく、そこの展望台から見下ろす筑後平野の景色が
すばらしいのだ。あいにく曇っていたけれど、背振山系、
小郡から三井郡まで続く筑紫平野の北部、有明海まで蛇行する
巨大な筑後川、八女方面の山地など180度のパノラマを満喫。
変わることのない雄大な景色。