日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

アルザス生活(1)

2007-07-07 06:28:30 | フランス
アルザス地方に出張で行ってきた。新しくできた
TGV東線に乗って。久しぶりに来るパリの東駅は
TGVの開通のため駅を全面的に改築工事したらしく、
もとのパッとしない、どっか野暮ったい駅とは違って
新しいブティックが並ぶ近代的な駅に生まれ変わっていた。
「アメリ」の映画の中の東駅はもうないんだな。

TGVで2時間でストラスブール駅に着く。そこから
電車を乗り換えて出張先の町へ。
町はアルザス地方にありがちな木組みの可愛らしい
家々が並ぶ小さな田舎町だ。
着くなり、そこに来ている日本人観光客相手の
ガイド役を頼まれる。ガイドと言っても町の役場の人の
観光客向けにする説明を日本語に訳すだけなんだが。
でも、そんな話聞いてないって。

訳すだけと言っても、メモも持たず下調べもせず
ぶっつけ本番。小さな町の歴史を通訳するだけと
タカを括っていてバチがあったったっすよ。
知らない単語とか出てきたし。
procession(宗教上の行列)という単語が分からず
通訳の作業がいきなり止まってしまった。
まだまだ修行が足りないですな、自分のフランス語も。