思春期な次男坊

最近の次男坊は、何やら物思いにふけっています。
時には、イライラすることも。

何が原因なのか？と時間を取って聞いてみたら、ボツボツとお話してくれました。
それは、何か漠然とした不安がある。とのこと。
学校に行けば、友達と一緒にケシピンで楽しく遊んでいる。そのあと、授業を受けて、お隣の友達と一緒に下校。
帰って、宿題をやって、兄ちゃんたちとカードゲームとかをやって、塾に行ったりして・・・。
けど突然、このままでいいのかな？って思う時がある。

だって、僕は運動が苦手だし、得意分野の歴史だって僕よりもできる奴がいる。
塾の模試でいい点が取れて、お母さんたちも喜んでいたけど、僕よりももっとできる奴もいる。
彼女(小4の時に告白されてから、なんだかんだと仲良くしている女の子）だって、なんで僕を好きになってくれたのかわからない。
あの子に、ちょっと冷たい態度を取られちゃうだけで、モヤモヤする。
いっそ、僕の事なんて好きになってくれなければ、こんな気持ちにもならないのに！
僕よりもすごい奴が、いっぱいいるのに！なんで僕なのか、わからない。
と、シクシク・・・。

そっか。そっか。そういう時期なんだよ。周りの子がすごく優秀に見えてきて、自分がこのままでいいのかな？って不安になる。
それが思春期なのよ。
みんなそう思うから、これだけは負けたくない！っていうものを自分で作って、必死になれるのよ。
だから、みんな成長して伸びていくんだよ。
せーも、大人になる前に、自分を見つめなおす時期に来たのかもね。
けど、お父さんもお母さんも、今のままのせーで十分だと思っているから、自信だけは失わないでね。
あとね。お友達がいるっていうのはすごく有難いことなんだよ。
それだけでも、毎日に感謝しなくちゃね。
と、次男坊と一緒に、夫も交えて沢山お話をしました。

それから、「世界に一つだけの花」の音楽をかけて、一緒にじっくり聴きました。
ナンバーワンよりも、オンリーワンだよ。
せーは、ロボット教室頑張っているじゃん。
クラスの子に運動や歴史で負けても、自分が必死になって頑張ったものが一つあれば大丈夫よ。

と、夫と一緒に、私なりには伝えました。
少し気持ちは軽くなったそうです。
とはいえ、まだ少し思春期は引っ張りそうな気配。

次男坊も小学6年生。
来年は中学生です。
難しい年頃になるのかな？