Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

しかし、operaは選ばれないだろう

2009-01-20 20:22:31 | Thinkings

 これまで、Microsoftは幾度となく欧州連合とバトルを繰り広げてきました。というのは、Windowsに最初から入っているメディアプレイヤーやブラウザが、Windowsにバンドルされていることで正当な競争を阻害しているというわけです。

 日本やアメリカでは今や下火になった考え方でしょう。なぜなら、バンドルされていたとしても、他に無償で提供されている代替手段がごまんとあるからです。数年前はアメリカでも同様の訴訟が争われていましたが、今はもっと単純に、ソフトウェアの純粋な魅力で”バンドルソフト”からシェアを奪う方向へシフトしてます。iTunesしかりFirefoxしかり・・・ChromeにしてもOpenOffice.orgにしても、それなりの成果を上げてきていますし、今後も続伸を続ける可能性を持っています。

 ですので、今回の応手連合がMicrosoftを訴えた「IEは競争を阻害している」という件について、正直なところ「今更」「またか」という印象です。二年前の話を蒸し返したそもそもの発端は、ノルウェーのopera softwearが欧州連合にした申し立て。その件についてCNETにコメントが寄せられています。

オペラ、MSへの異議告知書で欧州連合を評価 CNET Japan

 同氏はNetscapeや Netscape以前の時代に言及し、「以前はより多くの競争が展開されていた」とし、さらに次のように付け加えた。「公正な競争が広がるとは限らない。あるプラットフォームが非常に高い市場シェアを握っている場合、そのプラットフォームはオープンで、消費者がインターネットにアクセスするためのコンポーネントを容易に選択できるものであるべきだ。われわれはその考えを今も変えていない」

 その競争に敗れたからOperaは今の地位にいるわけで。そして、今でもコンポーネントは容易に選べ、現にFirefoxは大きな成果を上げており、Chromeもまた、そこに食い込もうと努力をしています。

 言い方は悪いし、批判もあると思いますけれど、負け犬が他人の足を引っ張ろうと躍起になっているとしか思えないです。

 以前、メディアプレイヤーを不当として争った相手はReal Playerで、現在の地位は言わずもがな。私は、GUIに非常に深く食い込んでいるIEの非バンドル版は難しいと思いますので、Windowsに他のブラウザを何種かバンドルすると言う形になるとは思いますが・・・それでもOperaのシェアはたいして変わらないでしょう。なんというか、純粋なソフトウェアの魅力での「正当な競争」を避け、他の大きな力に頼ろうとする時点で、「今のままじゃあどうやったって敵わない」と認めている様なもの。私だったらそんなソフトウェア、使いたくないですね。

 Wiiにしろ携帯電話にしろ、そちらの方に採用されているならば、シェアのとれないWindowsになぜそこまでこだわるんでしょうかね・・・こんなことやったって、自分じゃない第三者が得をするだけだと思うのです。

ジャンル:
経済
コメント   この記事についてブログを書く
« ソニー 蛍光灯搭載の省エネ... | トップ | 携帯電話にも.NET ただしWin... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Thinkings」カテゴリの最新記事